哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

日々雑感

増える献体~死の現場で何が~

以前NHKの特集「増える献体~死の現場で何が~」を見た。 死後、自分の体を医学部の解剖実習のために提供する献体の希望者が急増している。番組の取材に出ていた愛媛大医学部は当時年間60体ほど遺体を必要とするが、希望者は倍の120人前後に増えているとのこ…

梶 芽衣子『修羅雪姫』

梶 芽衣子の代表作といえば『女囚さそりシリーズ』だとおもってたが、この『修羅雪姫』のほうがいいわ。映像に形式美がある。シンプルに復讐を描いて、見事に完成した娯楽作品だ。 これが天才タランティーノの頭を通って、もうひとつの単純な復讐劇『キル・…

車中生活者 死にゆく妻との旅路

悲惨な実話をもとにした映画 「死にゆく妻との旅路」 当時、新聞でこの事件を知った時の衝撃を忘れることができない。 男が保護責任者遺棄致死容疑で逮捕されたいきさつを簡単に伝える小さな記事だったが、それは ただならぬ過程が伴わなければ現れえない結…

映画「プリデスティネーション」

SF映画「プリデスティネーション」 イーサン・ホークが時空警察を演じたSFサスペンス!映画『プリデスティネーション』予告編 タイムパラドックス物は途中まで難解・深淵に見えるが(見続ける忍耐を要求されてる感じ)全部観終わってみると、たわいない作…

映画「インターステラー」

SF映画「インターステラー」 映画『インターステラー』特別予告 脚本から撮影まで、これくらいしっかり組織的に造り込んであると、観応えあるわ。 名言の応酬みたいな台詞もいい。 映画全体の圧倒的重量感。日本映画じゃ出せない。 映画『インターステラー』…

「メイズ・ランナー3部作」と「しんぼる」

出口の無い迷路に追放される少年たち メイズランナー 映画紹介 あらすじ 「メイズ・ランナー 第1章」を観た感想。 おれはこの種の作品を、当然アナロジーとして観る。 正体不明の絶対権力者がいて、人間を迷路(メイズ)世界に放り込む。 迷路は階層構造で、…

劣化再生産され続ける「黄金の七人」

昔の大ヒット映画「黄金の七人」を中学生の時、地元の映画館で観た。邦画にはない、洗練されたおしゃれな感じに衝撃と感銘を受けたのを覚えている。「続・黄金の七人 レインボー大作戦」もヒットした。 今見ると、正味があまりに幼稚すぎて、こんなもんに感…

NHKプレミアムドラマ「徒歩7分」

昔、NHKプレミアムドラマ「徒歩7分」を観た。 とても面白かったのだが、当時3話まで観て、あとは仕事や用事に忙殺されて観逃してしまっていた。 今日、Dailymotion(動画共有サービス)で視聴できると知り、4話~最終話まで観た。 もともとストーリーではな…

視界の外を秒で忘れてしまうおれ

家からちょっと離れた大型スーパーに、開店時刻9時半に合わせて行った。 すぐなくなる日替わり特価78円玉子を買うためだ。他にもいろいろまとめ買いして、最後にトマトジュース20缶入段ボールケースを、買い物カートの上に空きスペースがないので、下段に載…

自殺するまでいじめる子供

いまや小学校でさえ、いじめによる自殺といった悲惨事がおきている。 いじめてる子供は、快感に対する欲望に疑念を持たない獣レベルで、残酷ということを分かってない状態なんでしょう。 事実は獣じゃなくて人間なんだから、ほんとは分からないはずはないん…

神話的な WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜

『WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜』 (ウッジョブ かむさりなあなあにちじょう) 映画『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』予告編 おれは、制作にテレビ会社がかんでる映画にろくなものがないと思っていて、これも昔見た時、オープニングにTBSの…

グリーンフィンガーズ

グリーンフィンガーズは 実話に基づいたイギリス映画。 更正刑務所の囚人コリンが、所長の指示で嫌々ながら始めたガーデニングを次第に好きになり、グリーンフィンガーズ(園芸の才能)に目覚め…… (以下ネタバレゴメンです) ついにはイギリスで最も権威あ…

おれの人生って(グチ)

数年前の話です。 携帯紛失!!必死で探したが見つからない。家の電話からかけてみた。呼び出しているが誰も出ない。場所を替えて4回かけたが近くにはない。携帯会社のサービスセンターに電話したがつながらない。フリーコールも有料ラインもまったくつなが…

スリー・ディグリーズ 最近はソウルなしが良い?

「天使のささやき」 珍しい。日本語で歌ってるのがあった。しかも意外に完成度高い。 (おれが知らんかっただけで、大スター本人の日本語バージョンは当時超話題だったに違いないんだけど) スリーディグリーズ(The Three Degrees) / 天使のささやき(日本語版…

上村松園の絵と文章

上村松園のミーハーファンです。 このごろでは、 青空文庫で、好きな松園の文章をたくさん読めるのが嬉しい。 芸術三昧即信仰生きることに悶えた四十代上村松園 そのうえ、 YouTubeで、その朗読を聴くこともできる。 「芸術三昧即信仰」生きることに悶えた四…

なにしてくれとんねん

愛犬ピノが、さっきからおれに向かってワンワン吠えている。 これは遊んでほしいんだとおもい、抱きあげて「高い、高い、高い~」を何度もしてやった。 床に下ろすと、脱糞した。 鳴いてたのは「うんちしたい。外に出して」という意味だったか。 そういやピ…

名作「高野聖」をYouTubeで

以前の記事「鬼才泉鏡花 高野聖」で 「高野聖」が青空文庫にあったので、数十年ぶりに読み返した。…ちょっと古い文体を我慢して最後まで読めば、失望することは決してないとうけあおう。 と書いた。 しかし、いささか古い文体は読みづらいので、途中で投げ出…

洋画「幸せのレシピ」

以前にDVDで観た「幸せのレシピ」を、ひさしぶりに観なおした。 良くできた映画って、刺激的な事件を描かなくても、アクションシーンやセックスシーンがなくても、物語の始まり数分で知らない間に引き込まれて、最後まで一気に観てしまい、良い気分になれ…

007カジノロワイヤル

DVDを観る 「007カジノロワイヤル」 CASINO ROYALE - FIRST FULL TRAILER 最初は、かったるい始まり方で、 主役の役者も、いまいち華がないし 「イギリス映画は、はずれ多いからなー」 と半ばあきらめて見ていたら、 途中からしり上がりに良くなってき…

「解脱ってなんですか?」って質問されたら、あなたなんて答えます?

まだコロナのコの字も聞かない平和な頃、格安日帰りバス旅行に参加した時のことです。 バスの隣席にI高校の元英語教師という人がいた。I高はおれの母校。それがとっかかりで話がはずんだ。 おれのMP3プレーヤーを指差して「なに聞いてるんですか?」一瞬迷…

みんなが宵っ張りのXmasは早く寝る

※ これは、昨日20時頃の予約投稿記事です。 ちょうど10年前の今頃、こんな内容の記事を書きました。 毎夜0時過ぎまで起きてるオレですが、 みんなが宵っ張りのXmasイブは早く寝ます。 理由. 溜まった疲労を消す薬液の巨大なプールがどこかにあって、日々の…

名優 市川雷蔵

何を演じてもダンディな市川雷蔵。 演技を離れた普段のこの人は、実直な公務員みたいに見える。演技中の大スター雷蔵とのコントラストがすごいのだ。 眠狂四郎は、以後何人もの俳優が演じたが、円月殺法というアホみたいな剣術の動作を、これほどかっこよく…

映画「他人の顔」

安部公房原作脚本の映画「他人の顔」。 当時中学生のおれは、映画館の看板のいわくありげな題名にひかれて観に行ったとおもう。 何を描いているのかさっぱりわからなかったが、感覚的にかなり面白かった。 何十年ぶりかに観なおした感想は 「コメディ?」 小…

カムイ外伝

漫画「カムイ伝」及び「カムイ外伝」は誰の真似でもない創造的な作品で、子供だったおれは強烈なインパクトを受けた。 やがてテレビでアニメ化され、好評を得た。 水原弘/忍びのテーマ 主題歌を歌う水原弘は個性的な人だった。 彼はTV画面でいつも不機嫌な…

腹立ちすぎて疲れ、料理動画見る

Go Toとか、腹立つこと多いので、最近はYouTubeで食べ物系ばかり見てる。 料理動画で腹立つことはない、楽しいだけ。 インドのバター鬼削りコーヒー牛乳の作り方 / Butter Milk Coffee 【小学生のお弁当】神田うのが作る時短だし巻き卵~ぷるんぷるんの正体…

九九の暗記について

一昨日の記事「暗記苦手です」ネタの続きみたいになるが、 おれは、ものごとを意識的に暗記する行為が昔から大大大嫌いだった。それは今でも、あまりよい行為じゃないと感じるが、なぜそう感じるのかわからない。 小学生の時、かけ算九九の暗記はどうしても…

はつかめの蝉

「はつか」といわれて、20日のことだとわからない。 「は」につられて「8日」だと、いまだにおもってしまう。 バカ自慢したいんじゃなく、事実なんだから仕方ないんだ。 「8日」のほうは「ようか」、これもいわれてすぐに何日のことかわからない。 おれ「…

ラストがユニークな「マッハ!弐」

DVDを観る 「マッハ!弐」 マッハ!弐 Tony Jaa Ong Bak 2 FINAL FIGHT Re Sound Part 1 - HD Ong Bak 2 [2008] Best Fight scene (7/8) elephant fight Ong Bak 2 [2008] Best Fight scene (8/8) final fight (ネタバレ注意) なんちゃって仏教徒の日本人…

人間は0.1秒先のことも知らずに生きている。

椅子の背もたれのバーが突然折れて、バックドロップみたいに椅子ごと後ろに転倒した。 ガラス戸に後頭部から突っ込みガラスが割れた。 頭を押さえたタオルが真っ赤なのを見てびびった。 幸い傷はごく浅かった。 割れたガラスがギザギザに尖がった形で戸に残…

映画「人情紙風船」

天才山中貞雄27歳の遺作『人情紙風船』 人間社会の貪瞋痴の不変性を、 正確に無駄なく描いているとおもう。 現代も薄っぺらい上皮を一皮剥けば、 なにひとつとして、変わっていない。 Humanity and Paper Balloons 人情紙風船 (1937) Sadao Yamanaka 山中 貞…