哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

ちょっと前に邦画「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」を観た。 Wikipedia「ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜」より引用 あらすじ 顧客の「人生最後に食べたい料理」を再現して高額の報酬を得る佐々木充は、絶対味覚を持つ最期の料理人である。しかし、彼は今…

「人も世界もありのままでいい」わけないし

瞑想者は、最初、漠然と瞑想するより、四苦八苦という具体的な事実にはっきり気づくことを最優先すべきだとおもう。 ヴィパッサナー実践の持続には特別な活力が必要なのだが、それは苦聖諦を学ぶことでしか得ることができないからだ。 苦諦の理解だけが不退…

人間の嘘つき能力の信じがたい高さに驚嘆する

ブッダは深遠だが明快でシンプルで矛盾のない教えを説いた。 滅後に、弟子や信者が読み物として面白いが矛盾だらけの物語を仏説として宣伝普及させた。 大乗とは何ぞや。 文学に簒奪された仏教だ。 文学作品としては見事な出来だが、一時の慰みで、あんな読…

非思量 思考の仕方のチェンジ

哲学は自然の探求→人生の理想の探求→個人の安心の探求と進んだ。これは人類の決まった思考パターンだとおもう。 科学はこのパターンをもう一度綿密にやり直して、いま最初の段階「自然の探求」の中頃を過ぎたあたりまで進んでいる。 当然この後、人生の理想…

人間も昆虫も実は同じだという洞察は良い。問題はその先だろ。

にっぽん昆虫記 1963 主役も脇も役者の演技はいずれも見事だし、名匠今村昌平監督は作品を完璧に仕上げている。 主演の大女優左幸子は同作品と『彼女と彼』で日本人で初めてベルリン国際映画祭女優賞を獲得した。(←ウィキペディア) リアリズム映画の傑作で…

脳はなぜ信頼できないのか

脳はなぜ信頼できないのか。 脳は昔必要に迫られて偽造した自分意識(俺・俺のもの)に、今や逆支配されすっかり我欲の奴隷に落ちぶれている。 おもちゃを取れれた子が「ギャーッ」と叫ぶ。 あれはおもちゃが欲しくて泣いてるんじゃない。 「自分のものを盗…

激安スナック 揚げうどん

2011/11/22の記事で披露した激安スナック「揚げうどん」は昔からおれの定番でしょっちゅう作っている。 上の画像は今日の。 1年前近所に開店したスーパーは、茹うどん玉を常時10円で売っている。これをカットして片栗粉か小麦粉まぶして揚げる(下味は何もつ…

ガイア神とマモン神からブッダへ

洋画『天使のくれた時間』 天使のくれた時間(プレビュー) 天使のくれた時間(ケイトの言葉) 【ストーリー】より マンハッタンで大手金融会社の社長として活躍するやり手ビジネスマンのジャックは、クリスマスイブの夜、仕事の帰り道に立ち寄ったスーパーで…

欲の犬を放し飼いにするな

仏戒は守りがたいが、敬い守ろうと務めることが大事だ。 破れかぶれになるのは最悪だ。 やらかしてから「酒のせい」←大嘘だから。 欲の犬を放し飼いにするな。 Baha Men - Who Let The Dogs Out (Original version) | Full HD | 1080p にほんブログ村 哲学・…

死ぬことは知られていない。知れば争いは静まる。

スティーブ・ジョブズがスタンフォード大卒業式でしたスピーチは素晴らしい。 しかし、本気で受け入れる人はものすごく少ないとおもう。 スティーブ・ジョブズ ス大卒業式でのスピーチ 後編 このスティーブ・ジョブズの話、大多数の人々は上っ面で感心したふ…

名作「カーネーション」全151話再放送中

2011年NHK朝ドラ「カーネーション」全151回の再放送が4月から始まっている。 観逃さないように連ドラ予約で録画している。 リアルタイムで観てから7年ぶりに、また初めからこの名作を味わい直すのは楽しい。 実はおれNHK朝ドラは基本的に大嫌いで、たまに見…

息の観察と覚触だけでよい

おれは、澤木興道老師の「禅談」という本で人生が変わった。 「禅談」より澤木老師のことばを引用します。 三十年幾年坐禅をやったところで少しも人格と関係がない。 自分というものと関係なしに悟ってをるのだから,そんな悟り方なら,吾々も子供の時分に幾…