哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

血だらけの骨に飛びつく犬のような人間

仏弟子サッパダーサ長老の告白は生々しく強烈だ。 (仏弟子の告白(テーラガーター)六つずつの詩句の集成より) 405.わたしは出家してから二十五年になるが、そのあいだ、指を一(ひと)はじきするだけの時間でも、心の静けさを得られなかった。 406…

「1日2食、後は何でもいい」がトラブルの原因

テレビで医者が言っている、1日3食がベスト、1日1食は血糖値急上昇を伴いインスリン障害、糖尿病の道を進むことになる、1日2食も良くないと。 一人の例外もなく老病死する人生の事実全体を、医者は直視していない。 昔の仏法修行者達は1日2食乃至1食で健康で…

苦から苦へ渡り歩くと、絶対に苦から逃られない

あらゆる生命は苦しみに会うと、本能的にその苦しみから離れ遠ざかる。 そのようにプログラムされている。 しかし、それは一時しのぎでしかない。 ブッダは「この世界は一切皆苦である」と道破している。 一切皆苦の世界の中で、ひとつの苦しみから離れ遠ざ…

今日の日々日記

8時頃起床。 パン耳フレンチトースト、最後の1枚分食べきる。ペット茶。 11時頃スーパーSに寄り店内散策。 今日はM支店のみの特売チラシ再開だが「うちは高いから買いに来るな」といってるような広告。当然客の減少は止まらない。 K川へ。 河原にバーべキ…

人生にはもっとやるべきことがいくらでもある?

ブッダは「呼吸を整える思念」を修行せよと説いた。 呼吸を自然のままにして、いろわず、ただそれを意識し続ける修行。 呼吸を意識することは簡単だ。頭の善し悪しには関係ない。身体障害者でも全く差し支えない。 およそ生きている人間でごくごく簡単な言葉…

人生

人生は神の試験じゃない。人は受験生じゃない。 わたしは、キリスト教系の教会で「人生は神の試験」と教えられ、「なるほど。わかりやすい」と納得した時期があったんですが、今は「いいかげんなことを言うな」と思っています。 "唯一神""不滅の魂""死後の世…

ガンジーの言葉に沿って

※青字引用は(マハトマ・ガンジーの言葉とされているもの フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』)から 周知だからといって間違いが真実にはならないし、誰もそう見ないからといって真実が間違いにもならない。例え大衆の支持無くとも、真実は立ち…

修行は頭の中の諸疑問を整理してから始める

仏教は坐禅しないとダメなのか。 坐禅すると決めても臨済宗と曹洞宗で言ってることがだいぶ違う。どっちが正しいのか。 さらに、不立文字と言ってる一派の中からも、結局文学作品が、昔も今も山ほど作り続けられているのはどういうことか…等々。 これらの疑…

四無量心と慈悲の冥想

慈悲喜捨(四無量心) 慈 : 友情のような優しさ http://www.j-theravada.net/pali/key-catu-appamanna-citta.html#jihi 悲 : 他者の苦しみをなくしてあげたいという優しさ http://www.j-theravada.net/pali/key-catu-appamanna-citta.html#jihi-2 喜 : 他…

70近くなった自分を顧みて

(ブッダ 神々との対話3篇3章5節・山の譬喩 中村 元訳)より引用します。 (釈尊はパセーナディ大王に説かれた) 虚空をも打つ広大な岩山が、四方から圧しつぶしつつ、追ってくるように〈老いと死〉とは、生きるものにのしかかる。王族、バラモン、庶民、…