哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

死をごまかして不幸になる

スマナサーラ長老 パティパダー巻頭法話No.136より引用 …死の床にいる人にどんな言葉をかけますか。恐らく、「元気でがんばってください」でしょうね。それが親切な言葉でしょうか。元気でいることができれば、頼まなくても本人がやっていることでしょうし、…

戦略?いや、思考を管理すれば全て解決する。

スマナサーラ長老 パティパダー巻頭法話No.135からの引用 …「社会を怒らせる、非難を受ける、他人に迷惑になる身体の行為を止めた方が良い」と説かれると、常に変わっている時代に適応できる、普遍的な戒めになるのです。いちいち替える必要はありません。ま…

殺す者と殺される者が、同じひとつの愚かな妄想を共有して、殺し合いだけ止めたいなんて無理

スマナサーラ長老の法話「常に観察すべき五つの真理」から引用させていただきます。 私たちはあまりにも大きな勘違いをしています。世の中の理屈は、矛盾だらけなのです。 世界では昔から戦争が絶えず起こっていますし、多くの人たちはこのように考えている…

寄生獣

今、「寄生獣」金曜ロードSHOW!特別版を見終わって、この記事を書く気になった。 「寄生獣」おさらいダイジェストPV この物語の底に流れる哲学は、カルト映画「ミートボールマシン」と共通してるとおもう。 利己的遺伝子の乗り物にされてる人間の視えにくい…

黒くぬれ!

The Rolling Stones - Paint It Black HD この「黒くぬれ!」って曲が子供の時から好きです。今も。 悲しみと諦観とパワーがひとつになってるから。 にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ(文字をクリック)

横たわる瞑想

サティ(気づき)を入れれば行住坐臥(ぎょうじゅうざが)すべてがヴィパッサナー瞑想になる。 ということは、「歩く瞑想」「立つ瞑想」「座る瞑想」以外に、当然「横たわる瞑想」もあるわけだ。 腰痛持ちのおれは、座る瞑想を長く続けることができない。 それ…

梶 芽衣子『修羅雪姫』

梶 芽衣子の代表作といえば『女囚さそりシリーズ』だとおもってたが、この『修羅雪姫』のほうがいいわ。映像に形式美がある。シンプルに復讐を描いて、見事に完成した娯楽作品だ。 これが天才タランティーノの頭を通って、もうひとつの単純な復讐劇『キル・…

死にゆく妻との旅路

実話をもとにした映画「死にゆく妻との旅路」 当時、この事件を知った時のショックを忘れることができない。 簡単に事実を伝える小さな記事だったが、それはただならぬ過程が伴わなければ現れえない結果だとおもわれたからだ。 映画『死にゆく妻との旅路』予…

人間はほとんど肉体様の信徒

スマナサーラ長老 パティパダー巻頭法話No.133より引用 人間には、肉体以外価値あるものを見出せません。建前を抑えて本音を言うならば、人間にとって絶対的な神様は、他ならぬ肉体なのです。特定の信仰があってもなくても、人間はほとんど肉体様の信徒なの…

最高の幸福に至る道

スマナサーラ長老 パティパダー巻頭法話No.131より 仏陀の教えを実践することは、最高級レベルの幸福に至る道なのです。実践により心が徐々に汚れを落とすのです。二度と環境に振り回されて汚れることがなくなるのです。心が自由を勝ち取るのです。その中で…

ラーマクリシュナ

(音声8分45秒から) ビジャイ 「…信仰の道では我がなくならないとしたら、智慧の道のほうがいいということでしょう?」 聖ラーマクリシュナ 「そりゃあ確かに一人か二人は(智慧の道で)三昧に入って我執がなくなるよ。だが大部分の人はそこまでいかないんだ…

聖フランシスコの平和の祈り

フランシスコの平和の祈り 主よ、わたしをあなたの平和の道具としてください。 憎しみのある所に、愛を置かせてください。 侮辱のある所に、許しを置かせてください。 分裂のある所に、和合を置かせてください。 誤りのある所に、真実を置かせてください。 …

毒を以って毒を制すで世直しはできない

スマナサーラ長老 パティパダー巻頭法話No.129より この世は、ほとんど嘘でできているのです。事実をねじ曲げることは、身の安全のためであると勘違いしているのです。政府は国民に嘘をつく。国は他の国に嘘をつく。社会も互いに嘘をつく。子供は親に嘘をつ…

息と覚触。

四正勤(一本化ムービー) 呼吸の観察と覚触。それだけでいいとおもう。 何をしてもよい、呼吸の観察を常に忘れない限り。それができない場合は、よそ事を止めて呼吸の観察に専心すべきだとおもう。 にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ(文字をクリック)