哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

#倫理学

幸福を人生の目的にすると、おかしなことが起きる

数年前から、週一実施のウォーキング会に参加している。 以前、リード役の一人であるおばさんの信念で、幼稚園的遊戯、全員で縦一列の電車ごっこをしながら「わたしに続いて大声で笑って。あっはっは、あっはっは」これを何度も繰り返した。「作り笑いがほん…

神仏と大衆の間で玉虫色になる専門家たち

以前テレビで、仏教や神道やキリスト教に関する国民の疑問に、僧侶や神主や牧師が答える番組を見た。 確固たる神仏の教えが一方にある。 他方、大衆には、神仏の教えがこうあってほしい、のみならず、こうでなければ容認しないという頑固な意向がある。 国民…

ブッダの「毒矢のたとえ」人間は何でもするが、毒矢を抜こうとだけはしない

日本テーラワーダ仏教協会HP 初期仏教の世界:心を育てるキーワード:ヴィッパッサナー瞑想 の法話から引用させていただきます。 …毒矢のたとえ話を強く心に刻んで覚えておかないと、ブッダの教えは、自分の役に立ちません。ヴィパッサナー瞑想をして悟りにま…

映画「セブン」この世界は最悪だ だから戦うしかない

数十年ぶりかで観なおした 往年の名作映画「セブン」 ウィキペディア「セブン」 より引用させていただきます。 キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人事件と、その事件を追う刑事たちの姿を描いたサイコ・サスペンス。先鋭的な映像センス…

「自分」と「死」の絶対矛盾をめぐる会話

ある日の会話。 「どんなふうに自分の人生をコーディネートしようと考えてみえるんですか、これから」 「まあ、どう転んでも死ぬしとおもって。 あんまりじたばたしてもしょうがないなって感じですけどね…なんかもう…破れかぶれみたいな感じです。 これはど…

「1日2食、あとは何でもいい」では、当然トラブル

体調がよろしくない。 テレビで医者が言っている。 1日3食がベスト。 1日1食は血糖値急上昇を伴いインスリン障害、糖尿病の道を進むことになる、 1日2食も良くないと。 一人の例外もなく老病死する人生の事実全体を、医者は直視していない。 昔の仏法修行者…

夢窓国師『夢中問答』修行は頭の中の諸疑問を整理してから始める

仏教は坐禅しないとダメなのか。 坐禅すると決めても臨済宗と曹洞宗で言ってることがだいぶ違う。どっちが正しいのか。 さらに、不立文字と言ってる一派の中からも、結局文学作品が、昔も今も山ほど作り続けられているのはどういうことか…等々。 これらの疑…

凡夫の不可思議

今年70歳になった。 自分を顧みておもう、 おれのような平々凡々たる人間は非常に大勢いる。 おれたちは、さあいよいよ死ぬというその瞬間ときが来るまで まだまだ間があるサ という謎のふてぶてしさを持ち続け、欲から離れた本気には一度もなれずに、欲の真…

映画「殯の森」

この映画を知るまで 殯 という言葉を一度も聞いたことがなかった。 だから、意味はもちろん、読みさえも知らない。 エンドロール直前に殯(もがり)の説明文が出る 敬う人の死を惜しみ、しのぶ時間のこと またその場所の意… と。 www.youtube.com この映画の…

がん告知で露呈する、日本人の小児性

「あなたの家族ががんのときには本人に知らせてほしいですか?」という質問に、日本人の半数以上がNoと答える という恐ろしい統計は今でも事実か。 日本人が、家族を思いやる優しさから等言いわけして、末期がんでも本人に知らせてほしくないと医師に要請す…

名作『寝ても覚めても』と名曲「アローン・アゲイン」

映画『寝ても覚めても』 www.youtube.com www.youtube.com 人間の半分が描かれてる。 「亮平は優しい。でももう甘えない」 「おれはきっと一生、お前のこと信じやへんねん」 「うん。わかってる」 「きったない川やで」 「でも…きれい」 女の、男とは永遠に…

『地球が静止する日』底流する聖書の強烈イメージ

『地球が静止する日』ウィキペディア「ストーリー」 より引用させていただきます。 ある夜、プリンストン大学で教諭をする地球外生物学者ヘレン・ベンソン博士の自宅に、アメリカ政府のエージェントが突然やってきた。強制的にある非常事態への協力を求めら…

加川良

学生時代に深夜ラジオから流れてきた 「教訓 I」 の肝銘は、今も生々しい。 www.youtube.com これをパロった、 なぎら健壱の「教訓Ⅱ」も面白かった。 www.youtube.com 加川良って 日本でも一般受けしないのに、シカゴでライブやってたのか…我が道を行く人だ…

人々は、自由に飽いて、往年の獣の国に戻る

日本人は 死んだ人は、あなたの近くにいる。 と、千年も前から言い続けている。 しかも、これはもちろん日本人だけではない。 人は(私は)死んでも生きてるんだと。 何千年も昔から世界中で、なんど世代が入れ替わっても、人々はこの迷信を鵜呑みにする。 …

War 「自分は死んでも生きている」幻想

エドウィン・スター。 「ウォー/黒い戦争」 この動画いいね! 曲の良さに映像のプレゼン的アイデアがプラスされている。 www.youtube.com 戦争で金を儲け平和になると儲からなくなる者達にとって、戦争は明らかに望ましいものだ。しかし戦争が次々起こり平…

神と悪魔が天使達の前でどつき漫才やってる

ヨブ記を聴く。 www.youtube.com 神と悪魔は、大勢の天使の前で夫婦漫才やってるようなもんだ。 舞台でどつき合っても楽屋じゃ仲がいいと思う。 この何千年も続く長い漫才のネタのために操られる人間は堪ったもんじゃない。 www.youtube.com (過去記事統合…

山田太一名作ドラマ「岸辺のアルバム」と「今朝の秋」

www.youtube.com 山田太一原作・脚本 「岸辺のアルバム」全15話 おれはこのテレビドラマを20代の時に観た。 それを今日、数十年ぶりに観返したのだ。 一つ一つのセリフが的確で活き活きしている。 今でも、少しも古くなっていない。 まぎれもない名作だと改…

ダイエットに失敗し続ける本当の原因

おれ自身を含むたいていの人が空腹を首尾一貫して不快・苦痛と決めつけてるが、これは固定観念(強固な思い込み)であって、事実ではない。 過食によって肥満し不健康になった身体を健康体に戻す減量過程で感じる空腹は快感・安楽だと気づくことが可能だ。 …

自然界の秩序 ガイアのハンマーが振り下ろされる日

自然界の秩序を限度を超えて乱せば、ガイアは 「こいつらジャマ!作りなおそ」 ソッコー潰して捏ね直す。 その我慢の限界がわりと近づいてる気がしてる。 世界の人口爆発も、人類繁栄のただの結果でなく、滅亡の原因とみるべきだおもう。 昔、米ソが、より強…

地獄の住人は、地獄に生れて良かったとおもう

貪瞋痴とんじんちの奴婢ぬひは、 地獄に生れたら、 地獄に生れて良かった とおもう。 天界に生れたら、 天界に生れて良かった とおもう。 今、地上にいるので、 地上に生れて良かった とおもっている。 そして 自分は、 死んでも死んでも死んでも 生きて生き…

仏説は外道となにが違うのか

ウパニシャッドと仏教は類似点が多い。 中でも『バガヴァッド・ギーター』の教えは共通点が多い。 バガヴァッド・ギーターは荘厳なるものの歌、の意で、人格神への信愛の道を説くヒンドゥー聖典です。 ブッダは永遠不滅の人格神を説かなかったので、根本的に…

「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

前に邦画「ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜」を観た。 出演者 二宮和也、西島秀俊、綾野剛、竹野内豊、宮崎あおい www.youtube.com この作品に限らず、おれは多くの日本映画にいつも感じる違和感がある。 「常に命がけで仕事して仕事場で死ねれば本望だ」み…

老婆心 昔の心のままで救われることはない

(親鸞聖人 末燈鈔 石田瑞麿訳)から引用させていただきます。 ひとのためによくないことをし、また口にもするなら、この世を厭(いと)うしるしはありません。 (末燈鈔16) …わざとしてならないことなどをもし、思ってならないことなどをも思ったりするのは…

映画『彌勒 MIROKU』

www.youtube.com 稲垣足穂 の文学世界の映画化。 前半は終始耐え難いほどの異様な違和感が支配する映画だ。 タルホ級の高貴な男性にしか言えないセリフを、なぜか女性が言うので、「言わされてる感」が凄まじい。女の大多数はこういう男を理解せずバカにして…

我かならずしも聖にあらず、彼かならずしも愚にあらず、ともにこれ凡夫のみ。

(聖徳太子 憲法十七条)より引用します。 忿[いかり]を絶ち瞋[いかり]を棄てて、人の違[たが]ふを怒らざれ。 人みな心あり、心おのおの執[と]ることあり。 彼是[ぜ]とするところすなはち我は非[ひ]とし、我是とするところすなはち彼は非とす。 我かならずし…

映画『鬼の棲む館』

邦画『鬼の棲む館』 天才谷崎潤一郎の戯曲 『無明と愛染』の映画化。 鬼の棲む館 【キャスト】 勝新太郎、高峰秀子、新珠三千代、佐藤慶。 鬼の棲む館のストーリーや出演者 Weblio辞書 より引用させていただきます。(ネタバレ注意) 南北朝時代。戦火を免れ…

映画『ボクは坊さん。』

邦画『ボクは坊さん。』 www.youtube.com 『ほぼ日刊イトイ新聞』の「坊さん。57番札所24歳住職7転8起の日々。」も拾い読みした。 第83回 長老に引導を渡す。 より引用させていただきます。 その夜、枕経に行くと、 やはり長老は亡くなっている。 死んでい…

青春時代 苦しみから必死で逃れようとする姿

青春時代のおれは、とにかくじっとしていられなかった。やみくもに体を動かしたものだ。 それが苦しみから必死で逃れようとする姿だったと、今はわかる。 動くことでその目的に達することはないのだということも。 マイケルセンベロ。 「マニアック」 www.yo…

ブッダ以前に、だれも発見できなかった真実

くどいとお思いでしょうが、最重要事項なので、繰り返します。悪しからず。 現存最古層の仏典「八つの詩句」(スッタニパータ4章)「彼岸に至る道」(同5章)に繰り返し出てくるキーワードは 気をつけて これはサティのことだ。 ブッダは 煩悩を克服する唯一…

死という人生の最終場面にどう対処するか

以前、クローズアップ現代「がんを“生き切る”~残された時間 どう選択~」を、観終った時の感想。 死という人生の最終場面にどう対処するか。 この重いテーマを扱った番組やドラマを、おれは努めてたくさん観てきたほうだとおもうが、「なるほど!」とおもっ…