哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

元気なうちに気づけ「俺」は作り物だと。

他人は私が私に持つほどの関心を私に持たないので、私のことを全然知らなくても「あなたを知ってます」と悪気なく言い、なんの痛痒も感じない。 私は私に切実な関心を持たずにいられないので「自分のことを一番知らないのは自分だ」と感じる。それは心理的な…

誰の人生も大変に良い。しかしどう使うか分からず結局無駄にする

☆「質疑応答(解脱の過程・涅槃・慈悲の瞑想)」ディーパンカーラ・サヤレー 人間界に人間として生まれてくるというのはとても難しいことです。なぜなら、人間というのは良いカルマを持って生まれて来るのです。今世において大変に良い人生であって、そのよい…

必ず恐ろしい結果になることに今すでに賛成してしまっている

映画『4デイズ』 4デイズ 邪悪なことを裏であっさり主張してしまっている。これは思考実験なのだ。必ず恐ろしい結果になることに今すでに賛成している。 なにも知らない幼い子供の命さえ、結局のところ自国の利益という目的のための手段にしてよいと思うのは…

『ガス人間第1号』の八千草薫

ずいぶん昔に観て、強く印象に残っていた『ガス人間第1号』(1960)に、ネットで再会した。 当時たて続けに作られたという『美女と液体人間』(1958) 『電送人間』(1960)も今回観たが、この『ガス人間第1号』が秀逸の出来だとおもう。 Kunio Miyauchi – THE…

だが、おれはそんな自分を放っておく。他人のように

おれは生まれついてのバカ者で、あらゆる誘惑に簡単に翻弄されてしまう。 おれはなにをやっても中途半端で止めてしまう。 意志の弱いヘタレ野郎で、すごく気が小さい。 なのに、欲深だ。 今まで犯罪は犯さずに済んできたが、それはほんとに運がよかっただけ…