哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

根本仏教

幸福を人生の目的にすると、おかしなことが起きる

数年前から、週一実施のウォーキング会に参加している。 以前、リード役の一人であるおばさんの信念で、幼稚園的遊戯、全員で縦一列の電車ごっこをしながら「わたしに続いて大声で笑って。あっはっは、あっはっは」これを何度も繰り返した。「作り笑いがほん…

神仏と大衆の間で玉虫色になる専門家たち

以前テレビで、仏教や神道やキリスト教に関する国民の疑問に、僧侶や神主や牧師が答える番組を見た。 確固たる神仏の教えが一方にある。 他方、大衆には、神仏の教えがこうあってほしい、のみならず、こうでなければ容認しないという頑固な意向がある。 国民…

ブッダの「毒矢のたとえ」人間は何でもするが、毒矢を抜こうとだけはしない

日本テーラワーダ仏教協会HP 初期仏教の世界:心を育てるキーワード:ヴィッパッサナー瞑想 の法話から引用させていただきます。 …毒矢のたとえ話を強く心に刻んで覚えておかないと、ブッダの教えは、自分の役に立ちません。ヴィパッサナー瞑想をして悟りにま…

「自分」と「死」の絶対矛盾をめぐる会話

ある日の会話。 「どんなふうに自分の人生をコーディネートしようと考えてみえるんですか、これから」 「まあ、どう転んでも死ぬしとおもって。 あんまりじたばたしてもしょうがないなって感じですけどね…なんかもう…破れかぶれみたいな感じです。 これはど…

「1日2食、あとは何でもいい」では、当然トラブル

体調がよろしくない。 テレビで医者が言っている。 1日3食がベスト。 1日1食は血糖値急上昇を伴いインスリン障害、糖尿病の道を進むことになる、 1日2食も良くないと。 一人の例外もなく老病死する人生の事実全体を、医者は直視していない。 昔の仏法修行者…

夢窓国師『夢中問答』修行は頭の中の諸疑問を整理してから始める

仏教は坐禅しないとダメなのか。 坐禅すると決めても臨済宗と曹洞宗で言ってることがだいぶ違う。どっちが正しいのか。 さらに、不立文字と言ってる一派の中からも、結局文学作品が、昔も今も山ほど作り続けられているのはどういうことか…等々。 これらの疑…

凡夫の不可思議

今年70歳になった。 自分を顧みておもう、 おれのような平々凡々たる人間は非常に大勢いる。 おれたちは、さあいよいよ死ぬというその瞬間ときが来るまで まだまだ間があるサ という謎のふてぶてしさを持ち続け、欲から離れた本気には一度もなれずに、欲の真…

がん告知で露呈する、日本人の小児性

「あなたの家族ががんのときには本人に知らせてほしいですか?」という質問に、日本人の半数以上がNoと答える という恐ろしい統計は今でも事実か。 日本人が、家族を思いやる優しさから等言いわけして、末期がんでも本人に知らせてほしくないと医師に要請す…

人々は、自由に飽いて、往年の獣の国に戻る

日本人は 死んだ人は、あなたの近くにいる。 と、千年も前から言い続けている。 しかも、これはもちろん日本人だけではない。 人は(私は)死んでも生きてるんだと。 何千年も昔から世界中で、なんど世代が入れ替わっても、人々はこの迷信を鵜呑みにする。 …

War 「自分は死んでも生きている」幻想

エドウィン・スター。 「ウォー/黒い戦争」 この動画いいね! 曲の良さに映像のプレゼン的アイデアがプラスされている。 www.youtube.com 戦争で金を儲け平和になると儲からなくなる者達にとって、戦争は明らかに望ましいものだ。しかし戦争が次々起こり平…

神と悪魔が天使達の前でどつき漫才やってる

ヨブ記を聴く。 www.youtube.com 神と悪魔は、大勢の天使の前で夫婦漫才やってるようなもんだ。 舞台でどつき合っても楽屋じゃ仲がいいと思う。 この何千年も続く長い漫才のネタのために操られる人間は堪ったもんじゃない。 www.youtube.com (過去記事統合…

山田太一名作ドラマ「岸辺のアルバム」と「今朝の秋」

www.youtube.com 山田太一原作・脚本 「岸辺のアルバム」全15話 おれはこのテレビドラマを20代の時に観た。 それを今日、数十年ぶりに観返したのだ。 一つ一つのセリフが的確で活き活きしている。 今でも、少しも古くなっていない。 まぎれもない名作だと改…

ダイエットに失敗し続ける本当の原因

おれ自身を含むたいていの人が空腹を首尾一貫して不快・苦痛と決めつけてるが、これは固定観念(強固な思い込み)であって、事実ではない。 過食によって肥満し不健康になった身体を健康体に戻す減量過程で感じる空腹は快感・安楽だと気づくことが可能だ。 …

自然界の秩序 ガイアのハンマーが振り下ろされる日

自然界の秩序を限度を超えて乱せば、ガイアは 「こいつらジャマ!作りなおそ」 ソッコー潰して捏ね直す。 その我慢の限界がわりと近づいてる気がしてる。 世界の人口爆発も、人類繁栄のただの結果でなく、滅亡の原因とみるべきだおもう。 昔、米ソが、より強…

地獄の住人は、地獄に生れて良かったとおもう

貪瞋痴とんじんちの奴婢ぬひは、 地獄に生れたら、 地獄に生れて良かった とおもう。 天界に生れたら、 天界に生れて良かった とおもう。 今、地上にいるので、 地上に生れて良かった とおもっている。 そして 自分は、 死んでも死んでも死んでも 生きて生き…

仏説は外道となにが違うのか

ウパニシャッドと仏教は類似点が多い。 中でも『バガヴァッド・ギーター』の教えは共通点が多い。 バガヴァッド・ギーターは荘厳なるものの歌、の意で、人格神への信愛の道を説くヒンドゥー聖典です。 ブッダは永遠不滅の人格神を説かなかったので、根本的に…

映画『鬼の棲む館』

邦画『鬼の棲む館』 天才谷崎潤一郎の戯曲 『無明と愛染』の映画化。 鬼の棲む館 【キャスト】 勝新太郎、高峰秀子、新珠三千代、佐藤慶。 鬼の棲む館のストーリーや出演者 Weblio辞書 より引用させていただきます。(ネタバレ注意) 南北朝時代。戦火を免れ…

映画『ボクは坊さん。』

邦画『ボクは坊さん。』 www.youtube.com 『ほぼ日刊イトイ新聞』の「坊さん。57番札所24歳住職7転8起の日々。」も拾い読みした。 第83回 長老に引導を渡す。 より引用させていただきます。 その夜、枕経に行くと、 やはり長老は亡くなっている。 死んでい…

青春時代 苦しみから必死で逃れようとする姿

青春時代のおれは、とにかくじっとしていられなかった。やみくもに体を動かしたものだ。 それが苦しみから必死で逃れようとする姿だったと、今はわかる。 動くことでその目的に達することはないのだということも。 マイケルセンベロ。 「マニアック」 www.yo…

ブッダ以前に、だれも発見できなかった真実

くどいとお思いでしょうが、最重要事項なので、繰り返します。悪しからず。 現存最古層の仏典「八つの詩句」(スッタニパータ4章)「彼岸に至る道」(同5章)に繰り返し出てくるキーワードは 気をつけて これはサティのことだ。 ブッダは 煩悩を克服する唯一…

死という人生の最終場面にどう対処するか

以前、クローズアップ現代「がんを“生き切る”~残された時間 どう選択~」を、観終った時の感想。 死という人生の最終場面にどう対処するか。 この重いテーマを扱った番組やドラマを、おれは努めてたくさん観てきたほうだとおもうが、「なるほど!」とおもっ…

邦画『愛を乞うひと』と『魂萌え!』

邦画『愛を乞うひと』 Wikipedia『愛を乞うひと』より引用させていただきます。 10歳まで孤児院で育った後実母に引き取られ、凄惨な虐待を受けて母への愛の渇望と憎しみを抱きつつ大人へと成長した少女が、ふとしたきっかけから母の過去を見つめる旅に出て、…

命とヴィパッサナー それは一つなのです

「命とヴィパッサナー それは一つなのです」 とカンポン・トーンブンヌムさんは教えてくれる。 ブッダは 「放逸にふける者は 生命ありとも すでに死せるにひとし」(ダンマパダ21)と説いている。 「サティが失われている間は死人に等しい」という意味だ。 …

映画「脳内ポイズンベリー」

www.youtube.com 「脳内ポイズンベリー」では、脳内会議が紛糾膠着する場合だけ、突然SM女王様風コスチュームの原始的潜在意志が現れ、強権発動して会議を乗っ取ってしまう、と描かれてる。 この解釈は甘いね。 (事実はこうだ) 脳内会議の99%は、潜在意…

脳で(言葉で)いくら考えても考えられないこと

自然状態の人間には、いくら聞いても聞けず、いくら見ても見えず、いくら考えても考えられない事実がある。 それが自分意識=幻想という事実だ。 以前大ヒットした娯楽映画「ドクター・ストレンジ」を見た人は多いだろう。 ドクター・ストレンジ 本編プレビ…

自殺と無我の悟り

直前記事「人間が自分で自分を消去できる理由 」…この標題について、ちょっと補足を書いときます。 自分で自分を消去できるといってもピンキリあるからね。 ピンは無我の悟り。キリは自殺です。 自殺できることは、人間の尊厳の証明だ という人がいる。 おの…

人間が自分で自分を消去できる理由

人間の自我は OS(Operating System) ではなく、 Application software にすぎない。 「俺」(自我)は、 自分がOSだと思い込んで、 それらしく立ち振舞う ちっぽけなアプリだ。 アプリにすぎない「俺」だから、 アンインストール(消去)できる。 良くも、…

下手の考え休むに如かず

弱い意欲しか持たない大多数の人々は、周りの空気を読んで大勢に追従する怠惰な生き方しかしようとしない。だから世界の命運を決めるのは彼らではない。 世界の舵取りをしたがるのは、強い意欲を持つ野心家だ。野心家は二種類で、悪人と「正義の人」がいる。…

嘘の誠は、人間の智慧の極みだ?

おれはいつ死んでも平気だ。 死ぬのはちっとも恐くない。 と言う人がいる。 それは明らかに嘘だと、おれはおもう。 その人は、ふだん自分が尊敬している人なのだが、 それだけは、いくら言われても信用できません とおもうほかない。 しかし、本人が嘘を言っ…

チューラパンタカ

君の肺腑から出た事でなくては、人の肺腑に徹するものではない。(ゲーテ「ファウスト」) おれは、発言するとき、このことひとつだけを墨守する。 (他人に受け入れられるには、これは言わないほうが…)などと心配することはない。 それでほろ苦い結果にな…