哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

はま寿司フェアー2回目 坂口安吾「欲望について」

朝食。

玉子チーズベーコンホットサンド。

 

昼食。

大切り旨ねた祭り」2回目

 

 

 

 

ゆっくり食べながら聴くのは「坂口安吾

朗読を楽しむ 坂口安吾著「欲望について」より

 ――プレヴォとラクロ――

二合五勺に関する愛国的考察


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欲望について
――プレヴォラクロ――

一般に人々はかう考へる。古い習慣や道徳を疑ぐることは自分の方が間違つてゐるのだ、と。そして古い習慣や道徳に自我の欲望を屈服させ同化させることを「大人らしい」やり方と考へ、さういふ諦めの中の静かさが本当の人間の最後の慰めであり真善美を兼ね具へたものだといふ風に考へるのだ。……

……………………

 

 日本では美しいものは風景で、庭などに愛情を傾けるのであるが、人間のノルマルな欲求が歪められ、人間的であるよりも諦観自体がすでに第二の本性と化した日本人が、人間自体の美よりも風景に愛情を托したのは当然であつたに相違ない。然し、人間にとつて、人間以上に美しいものがある筈はない。

 

よく言った!全面的に共感する。

 

人は苦悩をもとめる動物であるかも知れない。

 

ん?どっちに行く気だ?言い方が微妙…。

 

二合五勺に関する愛国的考察

人の心には偽りがあり、その偽りが真実のときは、真実が偽りでありうることもある。人の心は儚い。心の真実というものが儚いのだ。


げに人間はぐうたらであり、偉大であります。

 

この辺から思想家坂口安吾の危うさがにおってくる。

 

 

 

朗読を楽しむ 坂口安吾著「欲望について」より

恋愛論貞操の幅と限界エゴイズム小論


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恋愛論貞操の幅と限界・エゴイズム小論」

ほんとうのことというものは、ほんとうすぎるから、私はきらいだ。死ねば白骨になるという。死んでしまえばそれまでだという。こういうあたりまえすぎることは、無意味であるにすぎないものだ。

 

坂口安吾、アウト!
「二合五勺に関する愛国的考察」で、おや危ういこと言ってる?とおもったら、ここで大乗仏教に絡めとられちゃってるよ。

これでは、時に深い洞察もあるが、迷走退行の与太話が多くなる。残念!

夜は、両面焼きした羽根付冷凍餃子

と、ベーコン炊き込みご飯を少なく詰めた稲荷寿司。

 

 

 

 

 

(My Favorite Songs) 

Mungo Jerry - Mighty Man (1970)


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