哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

2017-01-01から1年間の記事一覧

サティが5分と続かない件

ヴィパッサナー瞑想は、一心不乱の心構えでやる必要がある。でなければ、ただの時間つぶしになってしまうかもしれない。 一心不乱というと、大変そうだが、やがて熟れるにしたがっておのずからそうなるのだと思う。 熟れるまでの1ヶ月、1年、10年の、場合に…

いろんなSummertime Bluesを聴いてみた

まずは、元祖エディ・コクランのクールなSummertime Blues。 Eddie Cochran - Summertime Blues 名曲Summertime Blues聴き比べ。 いくつになっても元気いっぱいブルース・スプリングスティーンのSummertime Blues。 Bruce Springsteen - Summertime Blues - …

ヴェロニカ・ベネット

ロネッツの最大の魅力はリードヴォーカル・ヴェロニカ・ベネットの甘い声質にあったとおもう。 弘田三枝子の「私のベイビー」も素晴らしかったが、今聴くとかなりヴェロニカに寄せている。 ロネッツ 「あたしのベビー」 Be My Baby [日本語訳付き ザ・ロネッ…

ブレッド

スタジオミュージシャン系とかソフトロックとかは、ソウルが感じられない小手先の作り物が大半で大嫌いだったが、何ごとも例外はあるもの。トトとか、このブレッドとかは良かったね。 ブレッド 「イフ」 イフ / IF [日本語訳付きブレッド / Bread] これもブ…

仏教の核心 問いが消えることで解決する

ターン・プッタタートはアーナーパーナサティの完全技法と自然法で仏教の核心をきわめて明確に説いている。 以下に引用します。 智慧とは、何も「自分」「自分のもの」と強く捉えない、もっと強い言い方をすれば「俺は」「俺の」と執着しないということです…

デボラ・ハリー

ブロンディ。 映画『アメリカン・ジゴロ』の主題歌「コール・ミー」 ブロンディ一番の魅力は、なんといってもボーカルのデボラ・ハリーだね。 Blondie - Call Me (Original Long Version) (American Gigolo) (1980) デボラ・ハリーもう1曲。 「ハート・オブ…

TOTO「アフリカ」

当時洗練された大人ロックの代表といわれたトト。 腕っこきのスタジオミュージシャンが集結してシンセサイザー等の電子音を自由自在に駆使して量産するマネージメントロックは肝心のソウルが感じられないものが多かったが、トトは商業性とソウルを兼ね備えた…

「廻心は一度切」について

他力信仰者に「一発菩提心を百千万発するなり」の教えは必要がない。 そのことは唯一絶対神信仰構造に最初から分離できない形で含まれているからだ。 だから親鸞は安心して「廻心といふことただひとたびあるべし」と説くことができた。 「一発菩提心を百千万…

射て止まざれ.遂に的中す

(釈尊は言われた) (現代語仏教聖典 釈尊編 11章3節)より引用します。 道に達するのは容易ではない。 然(しか)し道を得なければ、一層苦である。 この世に生まれた者は、必ず病み、老い、且つ死する。 苦には限りがない。 罪をつくって、生死を繰り返…

明日なき世界

「明日なき世界」 ソウルフルなカヴァーで、おれはオリジナルよりいいと感じる。 「明日なき世界」忌野清志郎 佐野元春 そのオリジナルはバリー・マクガイア。 Barry McGuire - Eve Of Destruction https://philosophy.blogmura.com/buddhism/ ←[にほんブロ…

アスパラ、ピーマン豚肉巻天ぷら

豚小間切肉に昆布出汁醤油とからしで下味付け、天ぷらにした。 肉の天ぷらはおれの好物なのだ。 アスパラ、ピーマンも用意した。 揚げたてを台所ですぐ食べてるので文句なく美味しいが、別々に揚げるのが面倒になってきた。 アスパラとピーマンに肉を適当に…

自他共に利す 布施の真実

(釈尊が布施の功徳を語られた) (現代語仏教聖典 釈尊編 第六章第一節)より引用します。 世によく『私には他(ひと)に施(ほどこ)す財(もの)がない』という者がある。然(しか)し、それはその人に財がないのではなく、真実(まごころ)がないのである。どんな…

ウイザウト・ユー ニルソン

ニルソン。 「ウイザウト・ユー」 これもなかなかの名曲でしょう。 シャウトするあたりがぞくっとくる。 Harry Nilsson - Without You 1972 (HD) オリジナルはバッドフィンガーなんだけど。 Badfinger - Without You - Television 1972 ニルソンは歌唱力で本…

独りさ(やっぱり)「アローン・アゲイン」

ギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」を昔初めて耳にした瞬間から、おれはこの曲が好きになった。 今ではわかりやすく和訳して歌ってる動画もアップされている。 これが見事な内容で、おれはますます「アローン・アゲイン」が大好きになった(自…

チーズ玉子カレーパン

ネットやスーパーのパンコーナーで紹介されているカレーパンのアレンジをおれもやってみた。 パン上部を切って生玉子とチーズを入れレンチン→トースターでカリッと焼く。 1個目半熟に仕上げてとろっと美味しいが、ちょっと食べにくいな。 2個目はレンジ長め…

ほのぼのヒューマン・コメディ3本観た

ほのぼのヒューマン・コメディ3本「ぼくのおじさん」「オケ老人!」「何者」続けて観た。 3作3様に楽しかった。 「ぼくのおじさん」解説文より引用 …作文コンクールの課題は「周りにいる大人について」。お小遣いはくれないし、勉強も教えてくれない。スポー…

得はマヨイ 損はサトリ

サトリとは損すること。 マヨイとは得すること。 (禅に聞け 澤木興道老師の言葉 櫛谷 宗則編) 初めて聞いたときは「そんなばかな」と思ったが、これが存外当たってるわ。 得はマヨイ。 損はサトリ。 https://philosophy.blogmura.com/buddhism/ ←[にほんブ…

梶 芽衣子の「怨み節」

梶 芽衣子。 『女囚さそり』シリーズ、近所の東映直営映画館で何本か観たなあ。内容はもう忘れたけど。 当時、映画館が宣伝のために大音量で流してた挿入歌「怨み節」が、家の中に居てもはっきり聞こえてきて(誰も文句いわなかった。時代だよなあ~)いまだ…

ビコーズ(デイヴ・クラーク・ファイヴ)

デイヴ・クラーク・ファイヴ 「ビコーズ」 今まで忘れてたのになんだけど、この曲も忘れられない大好きな曲だった。 ビコーズ / デイヴ・クラーク・ファイヴ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ← (文字をクリック)

技法によって悟る 小さな鼠にふさわしい方法を探す決意

ターン・プッタタート 技法によって悟るより引用します。 初めのヴィパッサナー、見解の純潔(見清浄)は、呪術など理由のない迷信から自然に関した誤解まで、環境的なもの、あるいは昔からの誤った見解を無くすことです。たとえば「この体と心は変わらない…

「愛のコリーダ」とクインシー・ジョーンズ

偶然「愛のコリーダ」全編をネットで見て、当時のことを思い出した。 In the Realm of the Senses Trailer ン十年前最初に見た時、 バックグラウンドから常に軍靴の音が聞こえる暗い時代に抗して咲いた狂花の話だから仕方ないとはいえ (辛気臭い映画だなあ…

人間の永遠の歴史は「人は生まれ、人は苦しみ、人は死ぬ」で全て

ターン・プッタタート法話「どうしたら死に見つからないか」より引用します。 今世界には平和がなく、ますます平和が無くなっているのは、世界の人がこれに興味がなく、そして「俺が死ぬ」死を望まないので、益々ひどい欲情の奴隷になり、ますます自分がある…

死に関して迂闊でない人

プッタタート編訳「ブッダの言葉の宝庫」より 死に関して迂闊でない人 を要約して引用させていただきます。正しい原文はリンクを参照してください。 ある時、ブッダが比丘達に、大きな功徳があるマラナサティ(死隋念)を「どのように実践しているか」と訊ね…

死・それは命の最後の授業

「命とヴィパッサナー それは一つなのです」 とカンポン・トーンブンヌムさんは教えてくれる。 ブッダは 「放逸にふける者は 生命ありとも すでに死せるにひとし」(ダンマパダ21)と説いている。 「サティが失われている間は死人に等しい」という意味だ。 …

めざせ!在家の出家!

(禅に聞け 澤木興道老師の言葉 櫛谷 宗則編)より引用します。 常識、常識と言うが、何を言うのかと思えば、人並みの考えのことを言っている。 もっと言えばグループ呆(ぼ)けの考えのことを言っておるにすぎぬ。 今の坊さんのは出家ではない。ワラ小屋から…

新規オープンのスーパーで安いからって買い過ぎると

昨日の記事に 近所に新規開店したスーパーに行ってきた。 オープン特価品をついいろいろいっぱい買い過ぎ冷蔵庫満タン。 と書いた。 大量の玉子、大量の鶏肉、各種野菜を腐らせて捨てる羽目になる前に、頑張って早めの保存処理を実行した。 新キャベツを炒め…

自分を信じちゃダメな場合もあるよ

近所に新規開店したスーパーに行ってきた。 オープン特価品をついいろいろいっぱい買い過ぎ冷蔵庫満タン。 1個9円の特大新じゃがで作ったポテサラを薄切りトーストでサンドし昼食。 マグカップに注いだ牛乳の表面にそ~っと顆粒インスタントコーヒーを浮かべ…

ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースとか

ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース。 「ハート・オブ・ロックンロール」 ロックはやはりプログレ系より、こういうストレートで質実剛健な感じのがいい。 CCRとかブルース・スプリングスティーンとか。 Huey Lewis & The News - The Heart Of Rock & Roll (Th…

邦画『湯を沸かすほどの熱い愛』

中野量太監督『湯を沸かすほどの熱い愛』特別映像 ウィキペディア『湯を沸かすほどの熱い愛』より ストーリー 夫の一浩とともに銭湯を営んでいた双葉は、他ならぬ夫の失踪とともにそれを休み、パン屋店員のバイトで娘の安澄を支えていた。ある日職場で倒れ、…

実物がなければ、何言ってもダメ

(禅に聞け 澤木興道老師の言葉 櫛谷 宗則編)から引用します。 実物さえあれば言葉は自由自在に表現できる。しかし言葉は実物ではない。言葉の中に実物があるなら、「火、火」と言うたら舌は火傷し、「酒、酒」と言うたら酔っぱらうじゃろうが、しかしそう…