哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

自他共に利す 布施の真実

釈尊が布施の功徳を語られた)
(現代語仏教聖典 釈尊編 第六章第一節)より引用します。
世によく『私には(ひと)(ほどこ)(もの)がない』という者がある。(しか)し、それはその人に財がないのではなく、真実(まごころ)がないのである。どんな貧乏人であっても、少々のパンくず位は持っているであろう。
それを(あり)(ほどこ)すのも立派な布施(ふせ)である。


またまことに一物もなく、身一つであるならば、その身をもって、(ひと)の奉仕するのをたすけるがよい。
それもできぬ身体であったなら、ただ(ひと)がよい布施をするのを見て、よろこびの心を起こせ。それだけでも、その人は大なる功徳を得るであろう。

(強調は私です)

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(過去記事再録)