哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

はま寿司クーポン綴り 「破獄教科書」「刑務所の中」

 

今日(5日)も近所のはま寿司で昼食。

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくり食べながら「破獄教科書」朗読を聴く。

 

朗読:楠田匡介「破獄教科書」


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ムショ話は面白いものが多いとおもう。

この小説の結末は「なるほど、そうきたか」

とおもわされるもの。

 

 

行くたびにレジで「無料券のたくさん付いたクーポン綴り」をくれる。これで3枚目。

今月は、はま寿司三昧しよう。

 

 

 

夜、映画「刑務所の中」も観た。

やはりムショ物は秀作の確率高いわ。

映画「刑務所の中」 懐かしい映画


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(My Favorite Songs) 

Diana Krall & Russell Malone Route 66


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わりとこだわり「ゆで卵のホットサンド」

 

朝は「ゆでたて卵のホットサンド」を昔からヘビロテしてる。

 

作り方は簡単、愛用のDaisoゆで卵器でレンチンした熱々の卵のみをパンにはさんでホットサンドメーカーで焼くだけ(もちろん、普通に玉子を鍋で茹でても可)

これが目玉焼きだと、一段味が落ちる気がする。

それと、過去いろいろ試してみたのだが、へたに他の具材を混ぜたり調味料等使うと、美味しくなくなる(少量の胡椒ぐらいは可)

 

ホットサンドメーカーは、食パンと具材を押しつぶし圧着する必要があるので、蓋に隙間があるならクリップ等を使って、できるだけしっかりと密閉する(やけど注意)


こうすると、シンプルで美味いゆで卵サンドができる

冷めると味が半減するので、焼きたてホカホカをすぐ食べる。

 

ちなみに、数年前から使ってるDaisoの110円ゆで卵器はこのタイプ。もう売ってないかも。

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(My Favorite Songs) 

B.B. King, Jeff Beck, Eric Clapton, Buddy Guy, Albert Collins - Sweet Little Angel - Live 1993


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望まないのに必ず老い病気になり死ぬ君は、ほんとに幸福か?



 本能は、生きものすべてに、その身体を「俺、俺のもの」と信じさせる。
俺のものなら必死で守るからだ。
そのくせ、用が済めばポイ捨てされる。
すべての生きものが、誰も望まないのに、必ず老い病気になり死ぬ。
はなっからそういうプログラムなのだ。

さあいよいよ死ぬという瞬間に

君は気づくかもしれない。

俺…何を守ってたの?










学生ドータカが釈尊に訴えた。
ブッダのことば5・6 1063,1064 中村 元訳より引用させて頂きます)

(学生ドータカ)
…あまねく見る人よ。
わたしはあなたを礼拝いたします。
シャカよ。
わたしを諸々の疑惑から解き放ちたまえ。



釈尊
ドータカよ。
わたしは世間におけるいかなる疑惑者も解脱させえないであろう。
ただ汝が最上の真理を知るならば、それによって汝はこの煩悩の流れを渡るであろう。

(引用終。強調は私です)


 他に方法はない。

自分を救えるのは自分だけだ。

自分でやる以外ない。

絶対ない。



師は答えた、
(同ブッダのことば5・6 1068 より引用させて頂きます)
ドータカよ。
上と下と横と中央とにおいて汝が気づいてよく知っているものは何であろうとーーそれは世間における執着であると知って、移りかわる生存への妄執をいだいてはならない

(引用終)





だから、その本能プログラムに真っ向から逆らえと。

具体的に、どうするか。


ブッダの感興のことば26・17 より引用させて頂きます)
見られたことは見られただけのものであると知り、聞かれたことは聞かれただけのものであると知り、考えられたことはまた同様に考えられただけのものであると知り、また識別されたことは識別されただけのものであると知ったならば、苦しみが終滅すると説かれる。
(引用終)

サティの実践・ヴィパッサナー瞑想をしろと。


 

サティ
「瞬間の現在(今・ここ)」に気づくこと。

ヴィパッサナー実践
「瞬間の現在」に気づき続けること

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(My Favorite Songs) 

Howlin' Wolf - How Many More Years


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(過去記事編集再録)

はま寿司フェアー初日 山本周五郎『ひとごろし』

朝食。

ソーセージフライとチーズの具でホットサンド。



昼食。

今日(2日)から「春の旨ねた大漁祭り」のはま寿司へ。

こぼれ白えびの甘辛煮軍艦

 

 

 

 

 

 

今日聴く朗読.mp3は、

山本周五郎の時代小説『ひとごろし』
昔、これを原作に松田優作主演で映画化されたのを観て、とても面白かった。

【予告篇】ひとごろし ★松田優作生誕75周年記念特集上映


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原作の朗読は今回初めて聴いたが、映画とはまた違う面白さが味わえた。

 

【声優の朗読】コメディ時代劇!臆病者の上意討ち計画とは…~山本周五郎・作『ひとごろし』【時代小説】


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レジで、使いでのあるクーポンゲット。

 

 

 

 

(My Favorite Songs) 

Kansas City - MonaLisa Twins (Little Richard / The Beatles Cover) // Live at the Cavern Club


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精進とは? なんでもいいからガンバレ―じゃないから。


 修行僧よ。瞑想せよ。なおざりになるな。汝の心を欲情の対象に向けるな。なおざりのゆえに鉄丸を呑むな。(灼熱した鉄丸で)焼かれるときに、「これは苦しい!」といって泣き叫ぶな。
ブッダの真理のことば371 中村元訳)

 聡明な人は順次に少しずつ、一刹那ごとに、おのが汚れを除くべし、──鍛冶工が銀の汚れを除くように。
(同239)

 ゴータマの弟子は、いつもよく覚醒していて、その心は昼も夜も瞑想を楽しんでいる。
(同301)

 ゴータマの弟子は、いつもよく覚醒していて、昼も夜も常に身体(の真相)を念じている。
(同299)

 ひとり坐し、ひとり臥し、ひとり歩み、なおざりになることなく、わが身をととのえて、林のなかでひとり楽しめ。
(同305)

 いそしむことを楽しみ、放逸に恐れをいだく修行僧は、堕落するはずはなく、すでにニルヴァーナの近くにいる。
(同32)




「瞑想せよ。なおざりになるな」
「一刹那ごとに、おのが汚れを除く」
「いつもよく覚醒し」
「常に身体(の真相)を念じ」
「なおざりになることなく、わが身をととのえて」
「いそしむことを楽しみ、放逸に恐れをいだく」



 おれの耳には、これらブッダの教えすべてが

ヴィパッサナー実践

に奮闘せよ

と聞こえる。

 

 

サティ
「瞬間の現在(今・ここ)」に気づくこと。

ヴィパッサナー実践
「瞬間の現在」に気づき続けること

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(My Favorite Songs)  

小林旭
宇宙旅行の渡り鳥」 

 

すみません。おれ、こういうの好きだったもんで(いまでもけっこう好き)
小林旭 - 宇宙旅行の渡り鳥

 

(過去記事編集再録)

ミニチェーンソー買う。卵焼き冷凍。洋画「ストーム・ゴッド」

 

剪定した庭木の枝を短くカットし、燃やすごみの日に少しずつ出してる。

電動のこぎりで、太い枝を無理に切って刃が焼けてしまい、切れなくなった。

電動のこぎりの替刃が高かったので、

代わりにネットの半額セールでミニチェーンソーを買った。

バッテリー2個付税送料込4,500円。

予想以上によく切れる。

おもちゃみたいで、いつまで持つか分からんが。

 

夕食。

余分に買ったセール玉子10個(税込138円)でフライパンいっぱいの卵焼き作り、

端っこは今晩のおかず。

中央はラップして冷凍保存。

 

 

食後、

YouTubeで映画「ストーム・ゴッド」観た。

『ストーム・ゴッド』予告編


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そのうち生成AIで作れそうな、内容作りとも型通りの既視感のある作品だが、

眠るまでの暇つぶしにはちょうどよかった。

SFディザスター・パニックアクション映画フル『ストーム・ゴッド 』映画 最新


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(My Favorite Songs)  
Jeff Lane With The Romans – The Day That You Left Me - United International Records – UI 1002 DJ

 

水上勉の傑作「飢餓海峡」

 

飢餓海峡」は水上勉の社会派推理小説の傑作で、繰り返し映像化されてる。

ウィキペディア 飢餓海峡【あらすじ】より引用させて頂きます。

戦後まだ間もない昭和22年、北海道岩幌町の質店に強盗が押し入って大金を強奪したうえ、一家を惨殺し、証拠隠滅のため火を放つ事件が発生する。火は市街に延焼し、結果的に街の大半を焼き尽くす大火となった。その夜、北海道地方を襲った猛烈な台風により、青函連絡船・層雲丸が転覆して多数の死傷者が出る。翌日から現場で遺体収容に従事した函館警察署は、連絡船の乗船名簿と該当しない、身元不明の2遺体を発見する。

函館署の弓坂刑事は、身元不明の2遺体が質店襲撃犯3人の内の2人であり、強奪した金をめぐる仲間割れで殺されたと推測する。同じ頃、青森県大湊(現:むつ市)の娼婦・杉戸八重は、一夜を共にした犬飼と名乗る見知らぬ客から、思いがけない大金を渡される。悲惨な境涯から抜け出したいと願っていながらも、現実に押しつぶされかけていた八重に、その大金は希望を与えてくれるものだった。その後、犬飼を追跡する弓坂刑事が大湊に現れて八重を尋問するが、八重は犬飼をかばって何も話さなかった。八重は借金を清算して足を洗い東京に出るが、犬飼の恩を忘れることはなく、金を包んであった新聞と、犬飼が使った安全カミソリ(映画版では犬飼の爪)を肌身はなさず持っていた。

10年後、八重はふと目にした新聞の紙面に驚愕する。舞鶴で食品会社を経営する事業家・樽見京一郎なる人物が、刑余者の更生事業資金に3000万円を寄贈したという。記事に添えられた樽見の写真には、行方が知れないままになっていた恩人・犬飼の面影があった。八重は舞鶴に赴くが、樽見と会った翌朝、彼女は海岸に浮かぶ死体となって発見された。当初は自殺と思われたが、東舞鶴署の捜査官・味村刑事は八重の懐中から樽見に関する新聞の切り抜きを発見し、彼女の死は偽装殺人であると看破する。

彼の執拗な捜査によって、10年前の台風の夜に津軽海峡海上で起きた殺人事件の姿が徐々に浮かび上がり、捜査員らは、貧困の中で懸命に生きた者たちの想いや、その人生の悲劇を知ることになる。

 

 

 

今回。昔観た

テレビドラマ版の「飢餓海峡」

を再視聴できた。

 

[感想]

戦後、本性むき出しの人間を厭というほど見てきた

樽見京一郎(ショーケン)の深いセリフ。

 

あの時代を生き抜いてきた奴は、みんな人間のカスや。……

今こうやって生きてる人間は、みんなどっかで鬼ですな。

 

 

 

 

これは漱石も、時代は違うが同じことを言ってる。つまり人間はがんらいそんな生き物だということ。

 

わが身が危うければどんな無理なことでもしなければなりません。
そんな無法があるものかと力んで居る人は死ぬばかりであります。だから

現今ぴんぴん生息している人間は皆不正直もの

夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」

 

 

 

現代は

 

「そうですけど何か問題でも」

 

と思考停止で居直る段階に落魄してる。

 

こうなると滅びは間近だ。

 

エンドロール直前シーンの独白

なぜ、生きることがこんなに哀しいのか。

 

こんなにも切ないのか。

 

…それはなぜ

 

 

 

 

 

 

あなたは、なぜか分かりたい

とおもってますか。

 

もうどうでもいいですか。

 

 

 

 

 

昔、映画版「飢餓海峡」の感想を書いた。

 

水上勉原作「飢餓海峡
内田吐夢監督の東映映画を先に観た。それがあまりにも良かったので、その感動の余勢で小説にも手を出したって感じだ。おれは敗戦直後の荒廃混乱貧困を(ほとんど類推に過ぎないにしても)辛うじて実感できる最後の世代なので、小説にも映画にもリアリティを感じることができる。今の若者とかにはぴんとこない内容だろう。


DVDを観る
飢餓海峡」秀作

A Fugitive From the Past | Official Trailer


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たぶん中学生の時だったとおもう。家の隣の東映直営館で観た映画だ。ラストで三國連太郎扮する主人公が突然フェリーから飛びおり自殺する。その後の海と波の映像がいまだに鮮明なイメージとして残ってた。しかしストーリーや意味はまるで思い出せない。それが気になって何十年ぶりかで観なおした。わりと単純なストーリーだった。でも、今観ても見事な映画だ。

 

 

 

 

 

 

 (My Favorite Songs) 

弘田三枝子さん 11PM 出演 1974-1-5(26歳11ヶ月)


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弘田三枝子さん 「明日をみつめて」映画、魚河岸の旋風娘1963より  


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(過去記事編集再録)