哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

映画「ゲーマー」脳とコンピューターを交ぜ合わす技術

Wikipedia ストーリーより引用させていただきます。

マインドコントロール技術の発達した2034年の世界では、俳優として応募してきた人間の意識を操り仮想空間のキャラクターとして動かすことのできる「ソサエティ」というコミューンをつくるまでになっていた。

ソサエティ」を開発した大富豪で天才科学者のケン・キャッスル(マイケル・C・ホール)は、「ソサエティ」に続く第二弾として「スレイヤー」というシステムを世に送り出す。

「スレイヤー」は「ソサエティ」と違い、刑務所収監中の囚人の意識をコントロールして行われる戦闘型仮想空間。囚人たちは刑罰の軽減や生き残ることが目的で「スレイヤー」に参加する。「スレイヤー」で繰り広げられる迫真の戦闘の模様はまたたく間に人気となり、世界中の多くの熱狂的な見物客を集めるようになる。

 

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 エンタメ主体の軽い映画だから、楽しく観て終わればいいようなもんだけど、奇抜な設定力で人間の愚かさと欲を白日の下にさらしているので、ちょっと考えちゃったよ。

種としてのヒトは、

解脱しようとしないなら、

止めどなく経年劣化し、

遅かれ早かれ、落ちるとこまで落ちる

 

ので、このくらいは、未来で実際に起きる気がする。

 

 

 

ニューズウィーク日本版 160122(金)16時0分配信
より引用させていただきます。 

【米軍の新兵器は「サイボーグ兵士」DARPAが開発中】

脳とコンピューターを繋ぐチップを頭に埋め込み、前線の兵士を「サイボーグ」に変える技術を、米軍が開発中だ。このインターフェイスは、米国防総省の研究機関である国防高等研究計画局(DARPA)が開発に取り組んでいる。チップを通じて脳細胞とコンピューターを接続できれば「人間の脳と最新電子機器の間に伝達経路を開くことができる」と、DARPAは説明する。…

 

 
 脳とコンピューターを交ぜ合わすことが技術的に可能になれば、法律で『悪用』を禁止しても止まらない。
『ゲーマー』的な、あるいはそれ以上の堕落が現実になる日は想定外に近くに迫ってるかも。
といっても、おれは過去記事に
 
「科学がもっと進歩して、人間が遺伝子レベルで完璧に解析され、脳の構造と機能もすべて解明されて、意識のコピーが簡単に作れる日が早く来てほしいです。そうなれば、それでも残る根源的問題が鮮明に浮き上がり、みんなが気づき易くなります。仏出世の一大事因縁を、今より多くの人が知りたいとおもうようになります。意識の非局在性説が正しければ、ずっと先の話になるでしょうが」
 
と書いたくらいだ、科学技術の発展を制限したいなんて、まったくおもわない。
おもったって無理だし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (My Favorite Songs) 

フィル・コリンズ
「見つめて欲しい」

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 (過去記事統合増補編集再録)