哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

脳とコンピューターを交ぜ合わす技術

直前記事の『ゲーマー』に関して追記します。

ニューズウィーク日本版 1月22日(金)16時0分配信より。
【米軍の新兵器は「サイボーグ兵士」、DARPAが開発中】
脳とコンピューターを繋ぐチップを頭に埋め込み、前線の兵士を「サイボーグ」に変える技術を、米軍が開発中だ。このインターフェイスは、米国防総省の研究機関である国防高等研究計画局(DARPA)が開発に取り組んでいる。チップを通じて脳細胞とコンピューターを接続できれば「人間の脳と最新電子機器の間に伝達経路を開くことができる」と、DARPAは説明する。…
[引用終]

 脳とコンピューターを交ぜ合わすことが技術的に可能になれば、法律で『悪用』を禁止しても止まらない。『ゲーマー』的な、あるいはそれ以上の堕落が現実になる日は想定外に近くに迫ってるかも。
といっても、おれは過去記事に「科学がもっと進歩して、人間が遺伝子レベルで完璧に解析され、脳の構造と機能もすべて解明されて、意識のコピーが簡単に作れる日が早く来てほしいです。そうなれば、それでも残る根源的問題が鮮明に浮き上がり、みんなが気づき易くなります。仏出世の一大事因縁を、今より多くの人が知りたいとおもうようになります。意識の非局在性説が正しければ、ずっと先の話になるでしょうが」と書いたくらいだ、科学技術の発展を止めたいとおもうわけではない。おもったって止まらないのは勿論だが。