哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

映画2本「ゲーマー」「愛を乞うひと」

 観てよかった映画。

『ゲーマー』

Wikipedia ストーリーより
マインドコントロール技術の発達した2034年の世界では、俳優として応募してきた人間の意識を操り仮想空間のキャラクターとして動かすことのできる「ソサエティ」というコミューンをつくるまでになっていた。

「ソサエティ」を開発した大富豪で天才科学者のケン・キャッスル(マイケル・C・ホール)は、「ソサエティ」に続く第二弾として「スレイヤー」というシステムを世に送り出す。

「スレイヤー」は「ソサエティ」と違い、刑務所収監中の囚人の意識をコントロールして行われる戦闘型仮想空間。囚人たちは刑罰の軽減や生き残ることが目的で「スレイヤー」に参加する。「スレイヤー」で繰り広げられる迫真の戦闘の模様はまたたく間に人気となり、世界中の多くの熱狂的な見物客を集めるようになる。

ケーブル(ジェラルド・バトラー)は連戦連勝を続ける「スレイヤー」の人気戦士である。ケーブルは現実世界ではジョン・ティルマンという殺人犯。ティルマンは自分が誰かの手によって殺人者に仕立てられたことに気づいていた。ティルマンは自らの無実の証明と自由を勝ち取るためにケーブルというキャラクターとして「スレイヤー」の戦闘に身を投じた経緯がある。

ケーブルを動かしているプレーヤーはニューヨーク在住のサイモン(ローガン・ラーマン)という17歳の孤独な少年。サイモンはケン・キャッスルの野望を阻止する地下組織「ヒューマンズ」からの接触を受け、自分が操るケーブルと直接双方向の会話ができるようになった。


『GAMER』予告編

 エンタメ主体の軽い映画だから、楽しく観りゃいいようなもんだけど、奇抜な設定力で人間の愚かさと欲を白日の下にさらしている。
このくらいは未来で実際に起きる気がする。
人間は解脱しようとしないなら、遅かれ早かれ落ちるとこまで止めどなく落ちていくから。


もう一作。

邦画『愛を乞うひと

【ストーリー】より
 母親から受けた凄まじい虐待という幼児体験から、母を捨て、過去を心の奥に封印してきた照恵。自らも母親になり、一人娘も成長した今、照恵は幼い頃死に別れた父親の遺骨を探す旅に出る。その過程で蘇る壮絶な過去の記憶。やがて、照恵はいまも生きている母・豊子に会うことを決意する・・・。


愛を乞うひと 予告編

 こっちは、人間の愚かさと欲をオーソドックスな手法でじっくりと描いた作品。
個人的には苦手かな、まぎれもない名作だけど。


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