哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

生きとし生けるものが幸せでありますように

慈悲の瞑想 生きとし生けるものが幸せでありますように #shorts #スマナサーラ長老 #初期仏教 #jtba - YouTube

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生きとし生けるものが幸せでありますように

を内語の口癖にしましょう。

 

 

慈悲の瞑想は最小限

「生きとし生けるものが幸せでありますように」の口癖で事足りますが、

別にポピュラーバージョン、フルバージョンもあります。

 

ちゃんとやってますか?慈悲の瞑想|スマナサーラ長老の切り抜き法話【字幕付き】 - YouTube

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慈悲の瞑想フルバージョン――ブッダの聖なる心を体験しましょう|アルボムッレ・スマナサーラ長老(字幕テキスト付) - YouTube

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より引用させていただきます。

 仏陀の教えを実践することは、最高級レベルの幸福に至る道なのです。実践により心が徐々に汚れを落とすのです。二度と環境に振り回されて汚れることがなくなるのです。心が自由を勝ち取るのです。その中でも、誰にでもできる簡単な実践法は慈しみの実践なのです。一人の人が慈悲の実践をすると、まずその人の心の汚れが沈んで、清らかな慈しみの念で心が満たされるのです。その人に最大最強の幸福を味わうことができるようになります。実践する人の心の影響は、次から次へと他の生命にも与えていくのです。それによって、周りの人々も幸福を味わうことができるのです。

 

人間界であろうか天界であろうか、燃えている。欲、怒り、嫉妬、憎しみなどの灼熱の煙を囂々と出している。苦労した結果、快楽を味わっても、現象は無常なので、満足もしないうちに惜しくも消える。悔しくなる。財産、名誉、子孫などの好ましいものは、人に多大な悩み苦しみを作り出す。人間は挙げ句の果て、この世で満足した生き方を出来なくても、天界で永遠に楽しもうではないかと思い、あらゆる儀式儀礼・行・信仰などにしがみつく。「悔しい」という気持ちの表現に過ぎないのです。天界も無常なのです。存在なら無常です。天界でも貪瞋痴の炎が燃え上がっているのです。そちらにも真の幸福はありません。瞬間瞬間変化するこの世界に、この命に執着して、欲に溺れている生き方は、家が燃えているにもかかわらず、中でパーティーをやっているようなものです。

 

商売繁盛、長寿、健康、家庭円満など成就するようにと祝ってもらって、その目的に達したとしましょう。その人の人生には、幸福とともに新たな苦しみが生まれるだけです。希望願望が叶って天下を取っても、その結果亡命しなくてはいけないはめにもなるのです。逮捕されたり、極刑になったりもするのです。身体の弱い人に長生きさせてあげても、長い間苦しんで生きることになるのです。俗世間の幸福はペットとして虎を飼うようなものです。楽しみはあるが危険度の方が高すぎなのです。しかし、この俗世間の一時的な幸福も、本当の幸福も得られる方法は、徐々に心を清らかにすることで、心から執着をなくすことです。

 

 心の汚れを落とすことが、幸福に至る道です。汚れが少ないほど幸福の方が大きいのです。完全に汚れが消えたところで、完全に幸福なのです。俗世間的な幸福であろうと、出世間的な超越した幸福であろうか、それを得る道は一つです。心の汚れを制御すること、落とすことです。心の汚れが完全に落ちた状態は、「無執着の境地」なのです。無執着の人は、世間の変動に動揺しないのです。

「得・損、名誉・不名誉、賞賛・非難、楽・苦、という八は、世間の変動です。それに遭遇して心が動揺しないならば、それこそ吉祥です。」(Suttanipâta 268)
[引用終]

 

 

 

 心は汚れていないなどと、うわ言を言うのはやめましょう。事実を認めないなら問題の解決もありません。
心の汚れを落とす実践法は二つあって、

まず慈悲の瞑想

次にヴィパッサナー冥想です。
 

ヴィパッサナー冥想は「気づき」の実践です。

これは窮極の安楽なんだが、

世間の常識ではまずできないとおもいます。

 

五感は悪魔の垂らす釣り針。

思考はゴミ。

 

と学んだ者でなければ、

なんのためにやるのかわからず、

やってみてもすぐばかばかしいと感じ、

3分と続かないからです。

 

そういう人は、

 

できない!

 

と投げてしまわず、

 

慈悲の瞑想ポピュラーバージョン

 

をやりましょう。

 

慈悲の瞑想ポピュラーバージョン|アルボムッレ・スマナサーラ長老 - YouTube

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(過去記事増補再録)