仏教徒は居心地よく生きるために、罪を正当化しない

戦争で殺したら殺人になりませんとか、いえ、なります。

[感想]

ロシアは「同胞を助けるためだ」と嘘ついて、押し込み強盗同然のウクライナ侵略を正当化してる。

しかしなにもロシアが突出して悪いわけじゃない。日本もかって同じこといって他国に侵略してる。欧米列強国はいうまでもなく、同様の大嘘ついて侵略戦争しまくった過去がある。貪瞋痴の人間はみな同じで、一皮むけば恥知らずの野蛮人だ。

戦争が始まれば、「聖戦だ」「戦争で殺せば殺人じゃなく国の英雄だ」定番の大嘘への同調圧力は狂ったように強くなるだろう。人々は光速で時流に同調するだろう。

同調できないおれなどは居場所がないほどになるだろう。

仏教徒は居心地よく生きるために、罪を正当化しないからだ。

生きものは人間が食べるように神が用意したんだとか、「食べてごめんね」と言えばいいんだとかの屁理屈に、おれは同調できないので、ずうーっと居心地悪いまま生きてる。

人間以外の生きものは人間に役立つために用意されていると強弁して、大多数の人達は食べてる。感謝して残さず食べましょうといったバランスのとり方もインチキだ。

インチキだから居心地悪いはずだが、そこは特技の鈍感力で簡単に居心地よくなる人たち。ちょっとうらやましいかも。最後まで生き残るのは君らだから。

哲学日記