この人は「業の肯定」ということを説いていた。
戦争をやり世界を不幸のどん底に落とす強欲悪魔を撃退するには、平和のために大衆が大同団結できるわかりやすい共有思想が必要だ。
「業の肯定」は、悪魔の狂気に対抗するための大衆共有思想としてベストの選択だ。
「業の肯定」は、悪魔の狂気に対抗するための大衆共有思想としてベストの選択だ。
真のベストは聖者の道だが、凡夫が容易にわからないという欠点があるので、大衆共有思想としては有効に働かない。
「業の肯定」とは、笑いたければ笑い、泣きたければ泣き、好きなものは好きと言い、嫌なものには嫌と言うことで、公人の「立派な」理屈より、庶民の自然な欲求を自覚的に信じることだ。
小津安二郎も、同じことを映画で淡々と説いたのだとおもう。
加川良も、同じことを歌で端的に説いたとおもう。
北野ファンクラブ 第107回 立川談志乱入 元弟子のダンカンが談志の前で落語を披露
談志師匠は
「人生の意味?あるわけねえだろ、そんなもん。意味は付けるんだよ!」と言っていた。
人生の意味を、個々の凡夫が事実無視で好きかってに付けるのはNG!
という覚悟の上なら、
師匠、おれも「異議なし」です!
(My Favorite Songs)
バリー・マクガイア。
PFスローン。
(過去記事統合増補編集再録)