哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

今日を生きよう。今を生きる。瞬間の現在。

 

 

歌詞見ると、別にそんなこと言ってないのに、邦題は「明日を生きよう」にされた。
その方が大衆に好まれて売れると判断したからだとおもう。この判断は商売人としては正解だと云える。

そういえば「明日があるさ」って何度もヒットしてる曲もあったな。
 
 
 
ブッダの教えを学び、ヴィパッサナー実践をやると
「今日を生きよう」
が圧倒的に正しいと分かる。
「明日を生きよう」「明日があるさ
なんてとんでもない考え違いだと分かる。 
 
 

【仏教切り抜き】瞬間で生きる!人生が失敗する瞬間は●●な時/人生の免許とは - YouTube

 

経典の教え。

過去を追ってはならない

未来を待ってはならない、

ただ現在の一瞬だけを

強く生きねばならない。




のんきに構えてたら、人間はじきに死んでしまう。
実際に今この場で、自分はどうするかだ



ブッダの真理の言葉 中村 元訳)
より引用させていただきます。強調は私です。

 

239

聡明な人は順次に少しずつ、一刹那ごとに、おのが汚れを除くべし、──鍛冶工が銀の汚れを除くように。

 

113
物事が興りまた消え失せることわりを見ないで百年生きるよりも、事物が興りまた消え失せることわりを見て一日生きることのほうがすぐれている。

 

174
この世の中は暗黒である。
ここではっきりと(ことわりを)見分ける人は少ない。
網から離れた鳥のように、天に至る人は少ない。

 

237
汝の生涯は終りに近づいた。
汝は、閻魔王の近くにおもむいた。
汝には、みちすがら休らう宿もなく、旅の資糧(かて)も存在しない。

238
だから、自己のよりどころをつくれ。
すみやかに努めよ。賢明であれ。
汚れをはらい、罪過がなければ、汝はもはや生と老いとに近づかないであろう。 

 (以上)

 

 

 

過去を追わず

未来を待たず

ただ現在を強く生きる

=ヴィパッサナーの実践 

だとおもう。

 

 

サティ
「瞬間の現在(今・ここ)」に気づくこと。

ヴィパッサナー実践
「瞬間の現在」に気づき続けること

 

 

(過去記事統合増補編集再録)