哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

ドラマ「破獄」いたずらに空費された莫大な生命エネルギー

 

ウィキペディア「破獄」

より引用させて頂きます。

『破獄』(はごく)は、吉村昭の長編小説。雑誌『世界』に1982年から1983年に連載、岩波書店より1983年11月24日に刊行された。4度の脱獄を繰り返した実在の受刑者・白鳥由栄をモデルに、脱獄の常習犯である主人公とそれを防ごうとする刑務官たちとの闘いを描いた犯罪小説である。第36回読売文学賞(小説部門)、第35回芸術選奨文部大臣賞(文学部門)受賞作品。

 

過去2度テレビドラマ化され、いずれも非常に見ごたえある力作だ。

 

2017年版

Hagoku HD EN Subs


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1985年版

破獄(1985)


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人はなぜ
脱獄系映画
に魅かれるのか。


人生が正にそういうものだからだ。
人は生老病死の運命を知っており、何とかしてこの深刻な極限状況から脱出したいと願ってる。だから人間は監禁状態から脱出する話が他人事とおもえず強く魅かれるのだとおもう。

おれが思うに、すべての人間は2重3重~X重構造の牢獄の最奥に監禁されてる。ひとつの部屋からやっと脱獄しても、それは一つ外側の監禁部屋に入ったに過ぎない。

 

「脱獄王」白鳥 由栄は4度も破獄を成功させたが、破獄だけが目的であるかのように、翌日自首したり、わざと捕まって、檻に後戻りしたりもしてる。

 

X重構造の檻のもっとも外側で、

 人間は
「生きんとする盲目の意志」世界
に閉じ込められてる。 
貪瞋痴のバグに翻弄される
いかれたシステム内
から出られず悶え苦しんでる。

ブッダはここから脱出した)

 

ドラマを観てもっとも強く印象に残ったのは、主人公のモデルである実在の受刑者白鳥 由栄が脱獄に空費した生命エネルギーのすさまじい熱量だ。彼は根っからの悪人ではなかったとおもうので、この常人離れの莫大なエネルギーを、もし途中からでも縁あって解脱修行に集中させてたらと夢想して、ちょっと悔しくなった。……彼は檻の中に居ながらにして、けっして後戻りしない稀有な結果(もっとも外側の檻からの脱獄)を、もしかしたら成しえたかもしれないと。

 

脱獄のススメ バイアスの檻を抜け出せ|スマナサーラ長老の初期仏教法話 瞑想合宿編(07 Oct 2023 伊豆稲取) - YouTube

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動画より結論部分を引用させて頂きます。

ここではあまり ご利益の話はしないんです。
厳しいことを言うんです、代わりに。

言う通りにやれば どこからも得られないご利益を具体的に得られます。ご利益なのか何なのか私は知りません、その人のバージョンになりますから。
だから言えるのは、あなたが希望期待するご利益よりも、あなたにぴったり良いご利益になります。
これ、複雑な法則が働きます。
修行してください、ヴィパッサナー瞑想やってみてください、皆様方は超越した法則に従う人間になります。
ですから法則は修行者を守る。問題はありません。

(以上)

 

サティ
「瞬間の現在(今・ここ)」に気づくこと。

ヴィパッサナー実践
「瞬間の現在」に気づき続けること

 

 

 

 

 

 

 

(My Favorite Songs) 

和訳 here comes the sun the beatles(george live 音源)


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