ブッダと鬼の対話　マニバッダ経でちょっとおもったこと。

このマニバッダ経で、ブッダは、

Mettaṃ so sabbabhūtesu,
veraṃ tassa na kenacī''ti.

と詩を詠んでいる。

みんなを友とおもう人には

いかなる敵意も生じない

という意味だとおもう。

これに関して、ちょっとおもったことだけ書く。

おれは、2020/1/3の記事で

「他人＝もう一人の自分」体験

を書いた。その部分を引用します。

部屋の中でソレが起きた直後、

たまたまテレビにアップで映ったタレントを見て
【この人は自分だ】
と感じた。
そのタレントが当時の自分より十歳以上も年上で、おまけに女性だったのにだ。（まあ、その人は大女優・若尾文子さんだったんですが）
その後、誰と会っても、口に出さなかったが
【この人は自分だ】
と感じる。
あの時、
もし誰かに理不尽に殺されたとしても、その人に敵意はもてなかったとおもう。

（以上）

この頃のおれは、みんなを友どころか

みんなを自分だと感じるから、

もとより敵意など生じようがなかった。

この不思議な平安がずっと続けと願ったが、

1年後には、防ぎようない感じで雲消霧散してた。

それだけ。

（My Favorite Songs）

ベンチャーズのワイプアウト。
YouTubeの中では、これが一番良いわ。

哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。このテーマに興味のある方だけ見てください。（とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます）

ブッダと鬼の対話　マニバッダ経でちょっとおもったこと。