人間の半分が描かれてる。
「亮平は優しい。でももう甘えない」
「おれはきっと一生、お前のこと信じやへんねん」
「うん。わかってる」
「きったない川やで」
「でも…きれい」
女の、男とは永遠に辻褄の合わない部分が描かれてる。
おれの記憶では、昔映画「卒業」で、透けて見えてたやつだ。
(あの時、式場に置き去りにされた花婿が亮平だ)
「亮平は優しい。でももう甘えない」
「おれはきっと一生、お前のこと信じやへんねん」
「うん。わかってる」
「きったない川やで」
「でも…きれい」
女の、男とは永遠に辻褄の合わない部分が描かれてる。
おれの記憶では、昔映画「卒業」で、透けて見えてたやつだ。
(あの時、式場に置き去りにされた花婿が亮平だ)
式場に置き去りにされた花婿目線の歌がある。
それが、ギルバート・オサリバンの名曲
「アローン・アゲイン」だ。
昔初めて耳にした瞬間から、おれはこの曲が好きになった。
今ではわかりやすく和訳して歌ってる動画もアップされている。
これが見事な内容で、おれはますます「アローン・アゲイン」が大好きになった。
(自分がごく少数派なのは自覚しとります)
今ではわかりやすく和訳して歌ってる動画もアップされている。
これが見事な内容で、おれはますます「アローン・アゲイン」が大好きになった。
(自分がごく少数派なのは自覚しとります)
もし、ブッダにつながる男の、
女とは永遠に辻褄の合わない部分も同時に描けば、
人間の全分を描いたことになる。
それはたぶん、誰にもできないことだが。
人間の全分を描いたことになる。
それはたぶん、誰にもできないことだが。
(過去記事統合増補編集再録)