哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

名作映画『寝ても覚めても』

以前紹介した「寝ても覚めても」が

GYAO!で無料視聴できます。4月1日(土)まで

寝ても覚めても

 

GYAO!タイトル情報より引用させていただきます。

違う名前、違うぬくもり、でも同じ顔。運命の人は二人いた。
突如姿を消し、朝子が心のどこかで思い続ける運命の人・麦を、掴みどころのない不思議な佇まいで具現化し、一途に朝子を想う・亮平を、やさしさと包容力で体現したのは東出昌大。初の一人二役で新境地を見せた本作は、東出の新たな「代表作」になるだろう。麦と亮平の間で揺れ動くヒロイン朝子には、“新星”唐田えりか。本作が本格演技デビューの唐田は、スクリーンの中で朝子と共に成長し、その瑞々しさで観客を魅了する。瀬戸康史山下リオ伊藤沙莉渡辺大知、仲本工事田中美佐子の豪華キャストが脇を固め、物語に深みを与えているのも見逃せない。 監督は、前作『ハッピーアワー』(15)でロカルノ、ナントをはじめ数々の国際映画祭で主要賞を受賞しその名を世界に轟かせた気鋭・濱口竜介芥川賞作家・柴崎友香による原作「寝ても覚めても」に惚れ込み、その映画化で満を持して商業映画デビューを果たす。また、日本のエレクトロミュージックを若くして牽引するtofubeatsが映画音楽に初挑戦。物語の情感に寄り添う劇伴、本作のために書き下ろした主題歌「River」が、切なくも爽やかな余韻を残す。新しい才能が集結し生まれた本作は、カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、「日本映画の新しい波!」と海外メディアが絶賛した。

映画『寝ても覚めても

主に女の、男とは永遠に辻褄の合わない部分が描かれてる。

おれの記憶では、昔映画「卒業」で、透けて見えてたやつだ。
(あの時、式場に置き去りにされた花婿が亮平だ)

 
 
 式場に置き去りにされた花婿目線の歌がある。
 
昔初めて耳にした瞬間から、おれはこの曲が好きになった。

 その後、日本語カヴァ版がいろいろ発表された。
歌詞の意外な意味を知って、おれは「アローン・アゲイン」が特別大好きになった(自分がごく少数派なのは自覚しとります)

 

 オリジナルも。

 
 
 
  

 

 この映画で、人間の半分が描かれてる。

「亮平は優しい。でももう甘えない」
「おれはきっと一生、お前のこと信じやへんねん」
「うん。わかってる」




「きったない川やで」
「でも…きれい」




 もし、ブッダにつながる男の、
女とは永遠に辻褄の合わない部分も同時に描けば、
人間の全分を描いたことになる。

それはたぶん、誰にもできないことだが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(過去記事編集再録)