哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

#映画監督

洋画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

出てくる料理がどれも、めちゃくちゃ美味しそうに撮れてる。音楽のチョイスもかっこいい。主人公は一流レストラン総料理長から屋台のおやじに転落するが、ぐじぐじ悩む重苦しい場面は一切なしで、一路ハッピーエンドに向かって疾走する。陽気に生きるためな…

タランティーノ映画『ジャンゴ 繋がれざる者』

映画『ジャンゴ 繋がれざる者』日本版予告編 ウィキペディア『ジャンゴ 繋がれざる者』よりあらすじ 南北戦争直前のアメリカ南部。黒人奴隷ジャンゴは、ドイツ人賞金稼ぎの歯科医キング・シュルツの標的の顔を知っていたため彼に助けられる。リベラルなシュ…

園子温監督『ラブ&ピース』

映画『ラブ&ピース』 映画『ラブ&ピース』予告編 おれの観た範囲でだが、園子温監督作品にハズレなしだね。個性が強いし感性が若いしとっ散らかってるから、苦手な年寄は多いだろうけど。 彼のどの映画もオリジナルでクリエイティブだ、そこが一番すばらし…

小津安二郎 庶民のさりげない欲求を自覚的に信じる

小津安二郎監督による37作目の作品『淑女は何を忘れたか』(1937年公開) 埋め込みできないみたいです。YouTubeで観てください。→ 淑女は何を忘れたか (Shukujo wa nani o wasureta ka) What Did the Lady Forget? (1937) eng この時期の小津作品には、まだ…

『晩春』youtube

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YouTubeで久しぶりに観た『晩春』

YouTube映画を観る 昔DVDで観たが、YouTubeにアップされていたので久しぶりに観なおした。 『晩春』 嫁に行く娘と男親の妖しいが普通でもある秘めた感情を淡々と描いた怪作。これ以後、小津安二郎はこのレベルの映画を次々作っていくことになる。 事実を…

しんぼる

DVDを観る 松本人志監督作品「しんぼる」秀作 めちゃくちゃ酷評されてたので、期待せず観たが、これは名作だ。 さあいよいよ死ぬというその時以外は閉じ込められてる感を持たない適応人達が、もしこれに共感したら彼らの日常を支えている土台が消え始める…

イングロリアス・バスターズ

DVDを観る 「イングロリアス・バスターズ」秀作 クエンティン・タランティーノ監督の作品はハズレがない。大ヒット映画なんで、おれがいまさら褒める必要もないが、一見安っぽいタッチ(嫌いな人もいるだろう)が良いし、なにより常に創造的だ。 「サロゲ…