哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

YouTubeで久しぶりに観た『晩春』

YouTube映画を観る
昔DVDで観たが、YouTubeにアップされていたので久しぶりに観なおした。

『晩春』
嫁に行く娘と男親の妖しいが普通でもある秘めた感情を淡々と描いた怪作。これ以後、小津安二郎はこのレベルの映画を次々作っていくことになる。



 事実をありのままに見てみよ。
人はみな死ぬ。人生に意味はない。大多数の人間は悟れない。修行をする気さえない。
それならば、
このようにゆっくり生きるのがベストだ。能率と経済を人生に適用する連中は浅薄蒙昧の輩だ。