哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

2021-12-31から1日間の記事一覧

維摩経 宝の山の真っ只中で飢え死ぬ人

維摩経は、文学的天才が書いた小説のようなものだとおもう。読んでおもしろいが、人を救う力はあまりない気がする。低劣な衆生を次第に成熟させていくために、如来は、この仏国土にこんなに多くの欠陥や不完全さがあるように見せるのである(中央公論社「世…