哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

読書の仕方

 
(ショウペンハウアー みずから考えること 石井 正訳)から引用させていただきます。
 
紙のうえに書かれた思想は、一般に、砂にのこる歩行者の足跡のようなものにすぎず、なるほど、その人のとった道はわかるけれども、その人が道すがら眺めたものを知るためには、だれしも自分自身の眼を用いなければならない
(引用終)
 
 
自分自身の眼を用いるには、具体的にどうするか。
 
その著者の足跡を、自分自身の足でできる限り丁寧に一歩一歩たどって歩いてみる。その人になったつもりで(このつもりを真剣にやることが大事だとおもう)

すると滅多にない事だが、紙のうえに直接書いてなくても、その人が道すがら眺めたに違いないものが、自分の眼に見える瞬間が来る。


(この時、一種のヴィパッサナー実践になってるとおもう)


これこそが読書の醍醐味だ。

 

大量の流行本を

ななめ読みする輩の

知るところではない。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

(My Favorite Songs)

【和訳:激しい雨が降る】ノーベル文学賞受賞式でパティ・スミス氏が歌うボブ・ディラン氏の名曲「激しい雨が降る」:是非、概要欄もご覧ください。


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(過去記事再録)