哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

正しいとは、サティをキープすること。

 
 
 
より引用させていただきます。

ブッダに会う機会がなくても、三蔵を読む機会がなくても、良い感覚と智慧があれば、「こう考えるといつも苦になる。そう考えれば、そう感じれば、いつも苦になる」。あるいは「こうすると、いつも問題が生じる」と気づきます。

 しかし自分でこのように知るには、時間が掛かりすぎるので、ブッダの大悟から利益を得、つまりブッダの教えを勉強すれば時間の節約になります。そうでなければ、何のためにお寺に来るのでしょうか。説教を聞くのは、時間を節約するためです。ブッダの知識で、知るのを早めます。全部自分で考えるより早くできます。しかし一致しなければなりません。正しければ、一致するということです。

 どういうのを正しいと言うのでしょうか。「正しい」と言うのは、滅苦ができることです。哲学式の正誤にしないでください。キリもなく繰り返して、ますます愚かになります。哲学の「正しい」「誤り」には、何十もの枝があります。しかし仏教はすごく簡単です。滅苦ができれば確実に正しいです。たくさん滅苦できればたくさん正しく、少し滅苦できれば正しさも少しで、全部滅苦できればすべて正しいです。だから自分の智慧で知ることができます。他人を信じる必要はありません。カーラーマスッタの十項目で禁じている、盲信をする必要はありません。

 先生の言葉も信じる必要ありません。ブッダの言葉も信じる必要ありません。ブッダは、「すべての弟子は、私の言葉で話してはいけない。すべての弟子は、自分が明らかに知っている、心にある知識で話しなさい」と望まれました。自分の教祖の言葉で話す必要はありませんが、ブッダが言ったことと一致します。

 これは、全員が努力して真実を正しく知るよう、そして滅苦ができるよう望まれたという意味です。そして、「正しければ滅苦ができる。そしてブッダの言葉と一致する」とつぶやきました。こういうのを、「自分の教祖の言葉で話す必要はない。自分の心の感覚で話しなさい」と言います。それで教祖の言葉と一致します。こういうのを本当の弟子と言います。
(引用終。強調はわたしです)

 

 

より引用させていただきます。

 みなさんが急いで理解する努力をし、満足できる静けさに出合われることを望みます。無駄死にしないでください。生まれて来て無駄に死なないでください。どこを見る必要もありません。どこを駆け回る必要もありません。心の中だけを見て、執着を生じさせないよう、迷いを生じさせないよう、愚かさを生じさせないよう管理する方法を見つけてください。特に眼・耳・鼻・舌・皮膚・心に触れて来るものがあると、私たちには外部のものが触れる場所である、眼・耳・鼻・舌・皮膚・心があり、捨てることができないからです。

 眼・耳・鼻・舌・皮膚・心は必ずあり、あれば触れてくるものがあります。つまり形が目に触れ、声が耳に触れ、匂いが鼻に触れ、味が舌に触れ、触が肌に触れ、考えが心に触れるので、接触があります。

接触がある時は、愚かにならないように、愚かさで触れないように対処しなければなりません。愚かさが介入しなければ、考えや執着を作りません。止まります。静かです。正しさの中にいます。正しさだけを作れば苦になることはありません。サティがぼんやりすれば、サティが弛んだ自然のままになるので、愚かさしかありません。愚かさがあれば、考えは煩悩の方向になるばかりです。貪り、怒り、迷い、執着、俺、俺のものなので、火のように熱いです。これしかありません。管理できるサティがあれば涼しいです。「水のように」とは言いません。水よりもっと涼しいからです。
(引用終。強調はわたしです)

 

 

 

 

サティがある間だけ苦はない。
 
サティと苦は共存できない。
 
サティがあれば滅苦ができる。
 
「正しい」とは、
サティをキープできることだ。

 

 

サティ
「瞬間の現在(今・ここ)」に気づくこと。

ヴィパッサナー実践
「瞬間の現在」に気づき続けること。サティをキープすること。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (My Favorite Songs) 


Move Over - Janis Joplin (Full Tilt Boogie Band)

 


Janis Joplin "Summertime" (Live -1969)

 


Janis Joplin - Ball and Chain (sensational performance at Monterey)

 

(過去記事統合増補編集再録)