哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

マインドフルネス

 以前、NHKスペシャル キラーストレス 第2回「ストレスから脳を守れ」を見たときの感想。

「最新科学によってその効果が裏付けられた誰にでもできる画期的なストレス対策を、世界の最前線から報告する」といって、何千年も前にブッダが実践し悟った「今ここ」に気づくマインドフルネス瞑想法のごく一部を、不十分に教えている。




● 瞑想は無常を体得するための実践だ。
これを言っていない。

そうと気づいていないからだ。
 
これでは、ちっぽけな一時しのぎの効果しか出ない。

また、
● メソッド(方法)が混ざる危険に注意が不十分だ。

これでは、すこし先に進めばすぐ混乱してしまい逆効果になる。

● マインドフルネスを本当に成功させる必須の前提、苦聖諦の理解が抜け落ちている。

これでは、実践の継続は始めから不可能だ。
「今ここ」に気づき続ける実践に絶対必要な特別な活力は、苦聖諦を学ぶことでしか得ることができないからだ。
 
 
 
 
 これら肝心のことを抜きにした瞑想は、根のない切り花のような瞑想で、すぐ萎れ枯れてしまう。
 
実際、あなたのマインドフルネスは、まともに5分もたないではないか。

 
 
 
 
(おまけ)
 懐かしの曲まとめ1。

 

 まずダイアン・リネイ。
「悲しき水兵さん」

【歌えるオールディーズ 97】 ネイビー・ブルー (ダイアン・リネイ)

 

 

 ロルフ・ハリス。
「悲しきカンガルー」

【Tie me Kangaroos down, sport - Rolf Harris

 

 

 昔の洋楽邦題は「悲しきナンタラ」が多かったんだ。

 

 バッドフィンガー。
「嵐の恋」

 

 


 

 テイスト・オブ・ハニー。
「今夜は ブギ・ウギ・ウギ」
 
 
(過去記事統合編集再録)