哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

洋画「オールド・ボーイ」

オールド・ボーイ』(スパイク・リー監督)

日本の漫画『ルーズ戦記 オールドボーイ』が原作で、
韓国で映画化された『オールド・ボーイ』のハリウッドリメイク版。

GYAO!で無料視聴できます。5月21日(土)まで

オールド・ボーイ(R15+)

 

GYAO!情報より引用させていただきます。

おまえは誰だ? なぜ、俺を20年監禁した?
≪20年監禁された男≫の壮絶な復讐――そして、待ち受ける、驚愕の真実。ハリウッドが創造した新たな衝撃の結末に、誰もが心を打ちのめされる―。
1993年10月8日、ジョー・デュセットの人生は、はてしない悪夢にのみ込まれた。真夜中の街をさまよっていた彼は、泥酔して意識が混濁するなか、見知らぬ部屋に閉じ込められてしまったのだ。何者かの監視下に置かれ、ひたすら単調に時間が流れる絶望の日々。理由も分からない監禁生活がついに20年目に突入したある日、ジョーは突然外界に解放された。監禁中に妻殺しの汚名を着せられたジョーは、休む間も惜しんで猛然と動き出す。愛娘ミナとの再会を果たす前に、何としても自分を陥れた男を捜し出し、復讐を成し遂げねばならないのだ。「お前は誰だ!」「いったいなぜ俺を20年も監禁した?」 ※本作はR15+指定作品となります。15歳以上のお客さまはご覧いただけます。

  

 

 

 

 

 おれは基本的に他者に興味がない。たぶん生まれつきだ。

学校時代、生徒は虐める側と虐められる側に別れがちだったとおもう。
おれは身体が大きかったこともあって、虐められることはあまりなかったが、
仲間はずれにされて平気でいる強さはなくて、どちらかというと虐める側にいたとおもう。
相手の心の動きに関心が薄く、気づかず他人を傷つける言動をしてたとおもう。
虐められた人間の消えない悲しみと怨みの深さというものは、今でも想像の外だ。

そんなおれに、『オールド・ボーイ』は実に身につまされる映画だ。
 
 

 この映画に出てくる主要人物は、煩悩まみれの愚者ばっかだ。
しかし、おれたちのぼんやりした日常世界も2倍濃縮すれば、こういうはっきりした味になる。