佐々木閑 仏教講義 6「阿含経の教え 2,その3」(「仏教哲学の世界観」第9シリーズ) - YouTube
動画より引用させていただきます。
縁起のパティローマ(逆)
一方、貪欲を離れて
無明の滅により諸行が滅する。
諸行の滅により識が滅する。
識の滅により名色が滅する。
名色の滅により六処が滅する。
六処の滅により触が滅する。
触の滅により受が滅する。
受の滅により愛が滅する。
愛の滅により取が滅する。
取の滅により有が滅する。
有の滅により生が滅する。
生の滅により老死、そして
苦しみが滅する。
このようにひたすらなる苦の集まりが
滅するのである。
(引用終)
自分だけは、死を超えて生き続けようと妄執し、
他人の命を盗って生き続けようと貪欲し、
生まれ変わって生き続けようと渇欲する。
これは苦しみを嫌いながら、
苦しみに夢中の人生だ。
苦しみに夢中な人が
苦しみから解脱できるわけない。
貪欲を離れることによって
苦しみが滅する。
苦しみが滅するとは、
死なずにずっと生き続ける
ことじゃない。
生まれ変わって生き続けることでもない。
そんなわけないでしょうに。
解脱した者だけが、死を超える。
死を超えるとは、
輪廻から離脱すること
二度と生まれないこと。
生まれない(不生)のだから、死なない。
死を超えるとは、そういうことだ。
サティ
「瞬間の現在(今・ここ)」に気づくこと。
ヴィパッサナー実践
「瞬間の現在」に気づき続けること。
(My Favorite Songs)
(Ghost) Riders In the Sky (American Outlaws: Live at Nassau Coliseum, 1990) - YouTube