哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

2001年宇宙の旅

以前紹介したSF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」が

GYAO!で無料視聴できます。3月31日(木)まで

2001年宇宙の旅

 

意図的冗長描写に厭きて、
過去何度か鑑賞を前半で止めた。
 
ある日、やっと最後まで観終わったが、
最終的に、なんじゃこりゃ感はぬぐえなかった。

 

 

GYAO!タイトル情報より引用させていただきます。

比類なき完成度。壮烈なる演出。全てのSF映画の中で最も美しく衝撃的、そして偉大な作品。

人間 vs. コンピュータの戦いを、陶酔の映像と音楽で描き出し、アカデミー賞(R)を受賞した『2001年宇宙の旅』。キューブリックアーサー・C・クラークと脚本を共同執筆)は、有史前の類人猿から植民地化が進む宇宙へ、数千年もの時間を超越(映画史上最高のジャンプ・カット・シーンのひとつ)する離れ業をやってのけた。人類がまだ見ぬ宇宙の領域に足を踏み入れた宇宙飛行士ボーマン(キア・デュリア)は、不滅の存在へと昇華していくのだろうか。「HAL、進入口を開けろ!」という悲痛な願いと共に、無限の可能性に満ちた未知への旅を始めよう。

 

 

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 キューブリック監督は腕のいい職人肌の芸術家だが、ちょっと山師でもあると思う。
もっとも、本物の芸術家が山師の一面を兼ねるのはなんら悪いことではなく、むしろ必然だ。
自分の作品を100%理解して作り上げるのは単なる職人であって芸術家ではないからだ。
「作ったものの、自分でもよくわからない代物で」と正直に認めたくなければケレン味で撹乱するしかない。それは作品自体の中でもおこなわれる。
もしだれかが『2001年宇宙の旅』を完全に理解したら、私達は失敗したことになるんです
と言ったそうだ。
 
誰よりも作者側が完全に理解してない事実を、こういう風にカッコよく表現したわけで、これも山師っぽい。
 
とはいえ、50年以上前に公開された映画が、根幹部分は、今観ても全く古びていない。これは、驚くべきことだ。
2001年宇宙の旅』が、エポックメーキングな名作であることに疑いはない。
 
 
 
 
 
 
 

続編 2010年 ボーマンからの警告 【日曜洋画劇場

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