哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

釣針、火抗、棘の多い林を知る修行者は退転しえない

《ブッダのことば》浄心を目指す実践ーー欲の見方から遠離の見方へ 相応部六処篇「苦法経」を読む|スマナサーラ長老のパーリ経典解説(09 May 2021 ゴータミー精舎) - YouTube

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スマナサーラ長老のパーリ経典「苦法経」提唱です。

 

 熱心な修行者でも、サティが途切れ妄想が入ることはあるが、大丈夫。

正念は不善法を速疾に捨断し、除去し、滅ぼし、虚無に至らしめるから。

ブッダのことば。

たとえば比丘たちよ、男が、日中に熱せられた鉄瓶に二、あるいは三滴の水滴を落としたとしましょう。

比丘たちよ、水滴の落下は遅鈍なものである[けれども]そのときそれは速疾に遍尽、尽滅へ至ることになります。

 

 

 

釣針の例え。

火抗の例え。

棘の多い林の例え。

で学びます。

 

 

熱心な修行者には、

釣針、火抗、棘の多い林に愛着する

選択肢自体がもはや存在しない。

選択肢がないので最強です。

迷いの余地が一切ないからです。

 

 

そして最後に〆の

 

ガンジス河の例え。

 

で「苦法経」は完成します。