ほんとの奇跡は、真理をその場で悟らせる説法です。相応部『バドゥラカ経』

《ブッダのことば》自己（現実）を観る人は真理を発見する　相応部『バドゥラカ経』を読む｜スマナサーラ長老のパーリ経典解説とQ&A（24 May 2020 ゴータミー精舎）

多忙な政治的人間であるバドゥラカ村長が、お釈迦様に

苦しみは、どのように起きますか？

苦しみは、どうしたら消えますか？

と、ド直球の質問をしました。

パーリ経典解説「バドゥラカ経 Bhadrakasuttaṃ(SN.42-11)」

（スマナサーラ長老の明晰な解説を直にお聴きください）

〔メモと感想〕

お釈迦様の対機説法によって

バドゥラカ本人が、

その場で真理を

発見したんです。

これこそ、本物の奇跡です。

世間が言うすべての奇跡は

ただの手品に過ぎません。

手品で人の心を変え悟らせることは

できないからです。

ほんとの奇跡は、

真理をその場で即座に

悟らせる説法です。

相手が

ジリッと身体で感じる革命なんです。

Q:（『バドゥラカ経』講義に関連して）愛着が苦しみの原因とのことですが、愛着が生じる瞬間を観るのは相当な集中力が必要で、私には将来的な話だなと感じました。法話では在家でもお釈迦様の教えを聞いた途端、即座に悟る話が多々あります。即座に悟る人と悟れない人の条件の違いとは何でしょうか？

（スマナサーラ長老の説法を直にお聴きください）

〔メモと感想〕

ド直球の質問ができる人は、

性格がド直球。生き方もド直球。

そういう正直な人ほど悟りが速い。

正直な人は、

すぐ信じる人

ではありませんよ。

すぐ信じる人は、

愚かなばくち打ちで、

正直には遥かに遠い。

（My Favorite Songs）

「Hippy Hippy Shake」

哲学日記