哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

終末のビジョン


キリスト教聖書を読んで痛感するのは、終末観の強烈さである。

おれは中学生のころに、できごころで聖書を読みはじめて、気づいたら終末のビジョンにとりつかれた様になっていた。

聖書は、まじめに読む者すべてを終末ビジョンの世界に投げ入れるための、きわめて綿密な編集がなされている。

(途中はすっ飛ばして、結論をいうと)

これは、「ひとは死んでも自分は死なない」と信じて酷睡している多くの人々を覚醒に導くための、次善の策になっているとおれは思う。

(最善策は初善・中善・終善の釈尊のやり方だが、酷睡者には効きが遅い。終末論は著効性だが副作用が強い)


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