哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

林芙美子原作映画「稲妻」

映画com.「稲妻」より引用させていただきます。

ストーリー
清子は観光バスの案内嬢をしているが、次姉の光子も長姉の縫子も結婚している。この三人と兄の嘉助とは、母おせいが腹をいため子であったが、四人とも父がちがっていた。縫子が清子に両国のパン屋の綱吉との縁談を持って来たが、清子には縫子夫婦が、それを種に金儲けのうまい綱吉を利用しようとしている腹が見えていやだった。次姉の夫呂平が急死するが、その後に妾のリツと子供が残されていたことがわかった。光子は泣くに泣けないような気持で、綱吉の新しくはじめた渋谷の温泉旅館へ手伝いに行くが、そこへ縫子は女房気取りでいりびたってしまい、無能な夫の龍三は仕方なくおせいの許へころげ込んで来るのだった。それでも綱吉は図々しく清子を追いかけていたが、彼女がおせいの許を出て、杉山とめの家に下宿して一人の生活をはじめると、自分の望みに見込みのないことを悟り、嘉助の就職の件をご破算にしてしまうような男だった。光子は呂平の保険金がはいると喫茶店をはじめるが、綱吉はその光子の許へも旦那然とはいり込んでしまうのだった。しかし清子はとめの家の隣家国宗周三とその妹のつぼみと知り合いになり、清らかな生活雰囲気にほっとした気持になるのだった。ある日おぬいが清子の下宿へたずねて来た。縫子と綱吉を間にしてもつれた光子が行方不明になったという。清子になぐさめられ、彼女の虎の子の貯金をもらったおぬいは、折からの稲妻に、稲妻のきらいだった光子はきっと帰ってくるよと、家路へ急ぐのだった。

 

Inazuma (AKA Lightning AKA 稲妻) (1952) (English Subtitles)


www.youtube.com

 

 

生きる苦しみを夢中で楽しむ人間のサガの千差万別を活写するのは女流作家の一大資質だが、林芙美子はその極地だ。映画「稲妻」はそれが映像的に遺憾なく表現された名作だとおもう。

 

今回初めてのつもりで見てるうちに、ところどころぼんやり既視感が来て(あれ、これ二度目かな…)と。

ラストシーンの「ルビーの指輪」のくだりのみ鮮明に思い出し、それに釣られて大昔の一度目の時は、ながら視聴だったことも思い出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(My Favorite Songs)

Cyndi Lauper - She Bop (Official HD Video)


www.youtube.com