一昨日の記事「暗記苦手です」ネタの続きみたいになるが、
おれは、ものごとを意識的に暗記する行為が昔から大大大嫌いだった。それは今でも、あまりよい行為じゃないと感じるが、なぜそう感じるのかわからない。
小学生の時、かけ算九九の暗記はどうしても避けられないと知ったおれは、たとえば「二九 十八」は憶えて「九二 十八」は憶えないというやり方で暗記量を半分くらいに減らした。
当時のおれは、この平凡なおもいつきを実行して、可能的最善をつくした自分に満足した。
しかし、ずるしてると非難されそうな気もしたので、クラスメートにも先生にも内緒にしていた。
後年、意外にも、女子に「私、普通にそうしてた」と教えられてびっくりした。
ただし…良い子は絶対に真似しないほうがいいと、今はおもう。
計算間違い頻発で、泣くことになるから。
(経験者談)
(My Favorite Songs)
(過去記事統合増補編集再録)