哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

九九の暗記

イメージ 1

おれは、ものごとを意識的に暗記する行為が昔から大大大嫌いだった。それは正しい行為じゃないと今も感じるが、なぜそう感じるのかわからない。

小学生の時、かけ算九九の暗記はどうしても避けられないと知ったおれは、たとえば「二九 十八」は憶えて「九二 十八」は憶えないというやり方で暗記量を半分くらいに減らした(数を交換しても同じ。略して36個)。
当時のおれは、このおもいつきを実行して可能的最善をつくした自分に満足した、クラスメートにも先生にも黙っていたが。

後年、江戸時代の数学書「塵劫記」に同じアイデアがあることを知った。(↑塵劫記「第六 九九のかずの事」)

ただし…良い子は真似しないほうがいいよ。計算間違い頻発で泣くことになるからね(経験者談)。