聖書に
「人の心はほかの何物にも勝って実がない。誰がそれを知りえようか」
と書いてある。(エレミア書17-9)
たいていの人間は、その何物にも勝って実がないものに頼って生きている。
仏陀が
「良く整えられた自己こそが唯一頼れるものだ」
と教えた自己とは、自分の心のことではないのは確実だ。
自分の心は、まるであてにならないのだ。
話はちょっと飛ぶが、
キリスト教と仏教は、似ていない教えのようで、
実際は、ほとんど同じ場所に人を導くよ。
そして、仏教内部でも同様のことが起きる。
同じ大乗仏教なのに似ていない禅宗と浄土の教えの関係。
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