他者の奴隷では自分の楽しみは得られない
自分が煩悩に引きずられていると認めながら、貪りの傾きから立ち直ろうとしない者は、他者の楽しみを追い求めているにすぎない。
他者の楽しみを、自分の楽しみだと錯覚している。
彼らはくりかえし悲歎と憂いに落ちる。
己が楽しみを求める者は、さまざまな煩悩に引きずられないよう、常によく注意して行為する。
己が貪りの傾きこそ、真の楽しみを損なう元凶だとはっきり知って、これを除く努力をする。
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(過去記事編集再録)