哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

誰も霊魂が何か知らないのに霊魂不滅は信じる


霊魂が不滅であるという考え方は、生ける人間の生命への執着と死者への愛着とのあらわれでありましょう。

 川端康成


おれの意見を言わせてもらえば、今も昔も、世界中のほぼ全ての人が、肉体が滅んでも魂は不滅で、死んだ後も生きているとおもっている。もちろん自分が死ぬ時もあの世へ引越すだけとおもっている。
一言でいえば、
自分は死んでも生きている
とおもっている。


これと似た意見をネットからコピペします。
おれ一人が妙なことを言ってるとおもわれたくないので。


われわれはすべて、無意識下に、われわれ自身には決して死は起こり得ないとする、基本的な知識をもっている。
 キューブラー・ロス

先立った愛する者たちを思い、悲しみに暮れたりはしないことだ。彼らは死んでいない。
彼らはただ、われわれの誰もが歩む必要のある旅を、歩み終えただけなのだ。
われわれもまた、いずれこの旅を終え、彼らが集合している場所に向かい、そこで再会した彼らと、再びともに生き続けることになる。

 アンティファニー

死んだ後でも、生き続けたい。
アンネ・フランク

すべての人々は、自分以外の人間は、みな死ぬものだと思っている。  
 エドワード・ヤン

雨の日曜の午後何をするかにも困る何百万人という人々が、不死を求めている。
 スーザン・アーツ
   









マハトマ・ガンジーの言葉。


みんなが認めていても間違いが真実になることはないし、誰も認めていなくても真実が間違いになることはない。
An error does not become truth by reason of multiplied propagation, nor does truth become error because nobody sees it.

ガンジーはこうも言っている。
Man lives freely only by his readiness to die.
死ぬ覚悟ができた人間だけが自由に生きる。


人間は死んでも生きているというこの先天的な幻想を克服しない限り、どうしても自由になれない。殺し合いもけして止まらないとおもう。

関連記事
「自分が死ぬと気づけば、人は自由になれる」http://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1/RU=aHR0cDovL2Jsb2dzLnlhaG9vLmNvLmpwL2N5cW5oOTU3LzU0MDYxOTgzLmh0bWw-
母べえhttp://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1/RU=aHR0cDovL2Jsb2dzLnlhaG9vLmNvLmpwL2N5cW5oOTU3LzU0MDM3MDMxLmh0bWw-
(過去記事編集再録)

https://philosophy.blogmura.com/buddhism/にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ