哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

意味ないことを面白がって死ぬまで暇つぶし


 仏道修行は悟りに向かう一本道。
悟りに向かう一本道は他でもない、四諦・八正道だ。このことははっきり決まっている。
それ以外は全て、出口の無い大きな部屋での堂々巡りに過ぎない。
だから、しばらくすると嫌悪の対象が一周して好ましくおもえるようになる。
下品が上品なり、上品が下品になる。
修行しないなら、意味のないことを面白がるしかないからだ。そうやって死ぬまで暇つぶしをしているしかないからだ。


※前回記事で例に挙げたヴォルテールは「世の賢者」のピンキリのピンの方だが、今回の、一周して価値を反転させる例のピンはニーチェの「あらゆる価値の価値転換」だろう。
キリの方は、クダラナイ例が日々無数にあっていちいち挙げる気がしない。

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