哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

『サンダカン八番娼館 望郷』にみる欲の恐ろしさ

昔、映画館で観た『サンダカン八番娼館 望郷』をネットで再び観た。
画質は劣るがyoutubeでも見れる。(150205現在削除)



Sandakan No 8 1974 2 mpeg4 aac

最初観たのは二十歳代前半だった。
当時、自分の身体の内側からしきりに湧いてくるようになっていた欲望(性欲に象徴される諸欲)に漠然と恐ろしさを感じていた。
そんな時期にたまたまこの映画を観て、その欲望の恐ろしさを外側からわりと客観的に確認できたのだと、今回あらためて観て、気づいた。

もっとも、ちょっと確認できたくらいで、その欲望はどうかなるほど甘い相手じゃないと、その後幾度となくイヤッちゅーほど思い知らされたのだが…

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