哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

クラウド アトラス

映画『クラウド アトラス』秀作。
今週レンタルした映画20本くらい観て、1本だけ秀作に当たった。

人類は過去現在未来、同じひとつの曲を多少の変奏を加えながら演奏し続けるという話。

これが過現未繋がる奇跡の名曲だと感動する人が多いわけだが、おれはくだらない曲だとおもう(曲というのは喩えです。構造的にパターン化した同じ兇行を人類全滅まで切りなく繰り返すという意味です)。

でも、この作品がエンターテイメントとして秀でているのはまちがいない。
物語の出だしはかなりめんどくさいが、それに耐えて観てると尻上がりにどんどん良くなってくる。