哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

世の中の問題は 心の問題で 他何もない

 

世の中の問題は心が原因である #shorts #スマナサーラ長老 #初期仏教 #jtba - YouTube

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世の中ずーっと混乱だらけで

不幸だらけになってる…

客観的に観ると

世の中にある問題は

心の問題で

他何もない。

 

 

 

たとえば戦争が止まない原因は、

死の商人や悪徳政治家じゃなく、

普通の人々の心にある。

 

戦争で金を儲け平和になると儲からなくなる者達にとって、戦争は明らかに望ましいものだ。

しかし戦争が次々起こり平和が来ない真の原因は彼らではないことに気づかないと、戦争が止むことは決してない。

 

 


戦争の真の原因は、ごく普通の人々が

 

「自分は死んでも生きてる」

 

という幻想に取り憑かれていることだ。

 

人々がこの妄信を改めない限り、戦争で金を儲けようとする者がこの人々の中から次々育ち、戦争は繰り返される。

 

「俺、俺のもの」を(幻想と知らず)

自明の大前提にしてる現代人は

やられたらやりかえせ。

殺される前に殺せ。

という主張を、

今でも100パー正しいと確信し

全力で支持する。

実に

考えれば考えるほど、

彼はそうせざるを得なくなる。

彼には、他の考え方は絶対できないのだ。

なぜなら

「俺、俺のもの」

の奴隷である現代人は、

 今も原始人のままなのであり、

「俺、俺のもの」は幻想だと言われたら

「…あほか」と聞き流す。

賢愚を問わず誰もが、

「俺」ほど確実な実感は他にない

絶対に絶対にない

と思いこんでるからだ。

 

世間で何千年も崇められてきた

宗教や哲学という「物語」も、

すべて

「俺、俺のもの」を

自明の大前提にして、

紡ぎだされた妄想にすぎない。

 

日中~太平洋戦争で日本人310万人が残酷に殺された。

人間一人一人に隠された我欲こそが、この無残極まる結果を招いた真の原因であることは間違いない。

鉄玉を飲むような苦しみを味わって、戦後78年経った今「羹に懲りて膾を吹く」が、とっくに「のど元過ぎれば」に弛緩してる。

人間の犯罪的な貪瞋痴の愚かさは、また同じ過ちを犯すだろう。

本当に驚くべきことだが、人々は、臼に入れて穀物と共に杵でついても(あの戦争を経ても)なにひとつとして変わらなかったからだ。

 

 


犬が自分の吐いたものに戻るように
愚か者は自分の愚かさを繰り返す。
(聖書 箴言26章11節)

 

今や、大組織のトップ意思決定者でさえ、ポジショントークしかせず、それの何がいけないのかも理解できなくなってる。 

その、きれいごとのおとぎ話に田吾作どもがのせられ調子こいて暴走して戦争をおっぱじめる。

この前の悲惨極まる敗戦を招くまでのパターンの拡大相似形を1ミリ違わずなぞることになる。

 

今度やったら死者は310万人どころではなくなる。