今日の集まりで、ある年配の人が「ピンピンコロリが良い」と言い、みんな頷いていた。 |
しかし、ピンピンからコロリはすごい落差があるから、時間が短かいぶん強烈に痛いよ。 |
死に終われば痛みも感じないが、それまでが痛い。ピンピンしてる人は体力があるから特に。元気いっぱいの人を突然殺す心筋梗塞・脳梗塞は短くても強烈に痛いはずだ、とおれはおもっている。だからピンピン元気で生きてて、ある日突然苦しまずコロリと死ぬなんて話はファンタジーですな。
突然死の短くて強い痛みと、長患いの長くて弱い痛みはどっちもどっち、合計苦痛量はけっきょく同じだとおもう。
もちろん人には生まれ持った業があるので、長くて強い痛みの果てに死ぬ、踏んだりけったりの可哀そうな人もいる。おれの親は癌で死んだが、どっちかというとそんな印象だった。
だからもうちょっと細かく分類すると、長くて強い痛みを受けて死ぬ人、長くて弱い痛みを受けて死ぬ人、短くて強い痛みを受けて死ぬ人がいる。
しかし、元気いっぱいのまま突然短くて弱い痛みを受けて死ぬ人(PPK)は実際にはいないとおれはおもう、というのが今回の記事の趣旨だ。
殺すなら痛いおもいさせるな、痛いおもいさせるなら殺すなよ、とおもう。痛いは死ぬはじゃ可哀そすぎる。
もとより、絶対誰一人避けられない悽惨なエンディングだが。
突然死の短くて強い痛みと、長患いの長くて弱い痛みはどっちもどっち、合計苦痛量はけっきょく同じだとおもう。
もちろん人には生まれ持った業があるので、長くて強い痛みの果てに死ぬ、踏んだりけったりの可哀そうな人もいる。おれの親は癌で死んだが、どっちかというとそんな印象だった。
だからもうちょっと細かく分類すると、長くて強い痛みを受けて死ぬ人、長くて弱い痛みを受けて死ぬ人、短くて強い痛みを受けて死ぬ人がいる。
しかし、元気いっぱいのまま突然短くて弱い痛みを受けて死ぬ人(PPK)は実際にはいないとおれはおもう、というのが今回の記事の趣旨だ。
殺すなら痛いおもいさせるな、痛いおもいさせるなら殺すなよ、とおもう。痛いは死ぬはじゃ可哀そすぎる。
もとより、絶対誰一人避けられない悽惨なエンディングだが。
(過去記事増補編集再録)