哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

ターン・プッタタートの教え

ターン・プッタタートの教えの言葉

164. 正しい軌道にそって自分を維持しているなら、精一杯理性と努力を注ぐべきだ。

166. 本当に避けられない立場にあるなら、雪崩のように押し寄せる何にでも喜んで対峙しなさい。

196. 自分で自分を騙さないように注意しなさい。他人の百倍の害がある。しかし誰も注意しない。

199. 記憶すべきことを記憶し、忘れるべきことを忘れ、するべきことをし、止めるべきことを止める。そうしなければ永遠に地獄に沈んでいる人になる。

200. 自分のカルマの結果に従って這い回わらなければならないことにおいて、お前は他の人と同じで、他の人はお前と同じ。愛し合うことを知っておきなさい。

213. 世界の人が、誰かを神と仮定すれば、その人たちの世界で、自動的に神様になる。

231. 悲しいと酒を飲み、嬉しいと酒を飲み、何もなくても酒を飲むのは、釜茹で地獄へ行く準備をする人。

239. 人間は動物より幾らも多く、真似る本能を捨てることができない。

247. 妻より仕事を愛せば、妻は、仕事より妻を愛す人を探して歩き回る。

297. 秘密なしに死ぬ方が、隠し事をしたまま死ぬより良い。地獄の役人はごまかせないから。

302. 人間なら誰でも人間らしく考え、話し、行動する訳ではない。だからすべての人を人間と呼ぶことはできない。

74. ブッダは)死や生について教えず、教えられたのは苦と滅苦の話だけ。

92. 苦と滅苦以外の話は、関心を持たなければならない話ではない。

13. 触の時にサティ(その時必要な知識を思い出すこと)があれば、苦が生じる余地はない。

14. 苦が教える知識がある。

21. 在家の教えは、在家であることの泥沼に沈んでいさせるためではなく、在家であることから脱すためにある。

32. 善も悪もすべては下賎(静かさがない)。静かさを求めるなら、善悪を脱して、罪と徳を越えなければならない。

54. 線香とロウソクに火を点ければつけるほど呪術になる。最高に良くて指しゃぶりをする子供のための仏教。

86. 自分を拝めるほど満足することが、現世での本当の極楽。

88. 道徳面での勇気は、最高の勇気。

106. 青春時代が快適なら、その快適さを老いるまで維持する方法を知らなければならない。

107. 好きなようにしているなら、煩悩が好きなようにか、それともタンマが好きなようにか、まず考えなければならない。

124. 他人に腹を立てることは、先に自分に火を点けて、自分を長時間焼き炙ること。

128. 基礎より家を頑丈にすれば、すぐに家は傾く。

145. 恐怖または必要が強制して生じさせた勇気は、ある種の精神錯乱。

147. 自分自身に教えて、それから他人に教えれば、汚れた先生にならないで済む。
ターン・プッタタートの教えの言葉集より)