哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

脳に心地よい言葉に救いはない。にべないむきだしの事実にだけ真の救いはある。


我々は生まれると競技場に入り、死ぬとそこを去る。その競技用の車をいっそううまく操るすべを学んだとて何になろう。

 byルソー





 大多数の人々は、こういう

にべないむきだしの事実

だけは、聞きたがらない。

聞いても理解しないで、ただちに忘れる。受け入れることができないと感じて、反射的に聞かなかったことにして黙殺するのだ。


 しかし、こういう、


一見救いのない事実だけが、

真の救いへの入口を持っている。

「理性を捨て感情に従え」「あなたの感情こそ神の声だ」みたいな、自分の言ってほしい言葉は脳に心地よく響くが、そんなものには

救いへの入口だけがない

 

 

 

 

本気で人生を考える気があるなら、このむきだしの真実ー苦聖諦ーから考え始めるのが結局一番近道だ。




 

 

 

 

 

 

(My Favorite Songs)   

 作詞・作曲・歌 平岡精二「謎の女B」

 

 
(過去記事再録)