哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

苦聖諦を得れば、世界のよい法もすべて得る

苦聖諦は世界に比類のない尊い宝物です。仏教の正門です。

「苦諦」は仏教の入口というだけではありません。
「苦諦」さえ得れば、「集諦」「滅諦」「道諦」も必ず得ます。
ブッダが「苦が見える人は、当然苦が生じる原因が見え、当然苦の消滅が見え、当然苦の消滅に至る道が見える」と明言しているからです。

ブッダが一番に苦諦を説いたのにも深い意味があります。
次に集諦、その次に滅諦、最後に道諦という「順序を正しく記憶しなさい」と、ブッダはわざわざ注意しているからです。

世界のどんなよい法もすべて四聖諦のなかにふくまれてしまいます。(象の足跡のたとえ