未来永劫いじめがなくならず戦争がくりかえされる
自己の内に本当に応答してくれる他者が存在し、周囲の人間に逆に存在しなくなる。そのとき、人間は本来こういった無所属のものだな、ということが実感されるのである。
(無所属の時間「二度の死」より 山本七平)
山本氏が、末期癌だと周囲から誤解された体験から得た英知です。
大多数の人々はこういう知を忌み嫌い、共同幻想の中でグループ惚けしていることをもって自己の幸福と感じている。
この根本原因がある限り、未来永劫いじめもなくならず戦争もくりかえされる悲惨な世界であり続ける他ないのは当然の結果だとおもう。
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