哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

五木寛之

「人生の目的」(五木寛之幻冬舎)を読んで、自分勝手な感想を書く。


世界の中で一番面倒くさいことは何か。
みずから考えること。

世の中で一番嫌なことは何か。
自分が死ぬこと。

ところが、一番嫌なことを少しでもましなものに変えたい一心から、一番面倒くさいことをせざるを得なくなる──それが人生だ。



著者が何十年もみずから考えることをし続けて知り得たことは


人生の目的の第一歩は、生きること、である。何のために、という答えは、あとからついてくる…
              (「人生の目的」 五木寛之

たったそれだけ、と笑う人は
まだ、みずから考えることをしていない人

である。